叶えたい夢をいつか…

#4:なのに ページ4

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北「この事は秘密にしてね？その､､､
この辺のスーパーとかでウロウロしてるとか…」

『言いませんよ。話すような相手もいないし…』

北「えっ、？」



あ、しまった。こんなネガティブな事
言うつもり無かったのに…




『だって私、ひとり暮らしだから！』


ってそんな言い訳みたいなこと言ってみたり






けど吉野さんは気にしてないのか
天然なのか、何なのか…


北「ふ〜ん､､､そうなんだ
実は俺、つい最近ひとり暮らし始めたんだ
それで料理に目覚めちゃって… 笑」


って、あっさり私のネガティブ発言はスルー








『えっ、2個しか違わないんだ!?
なのにもう働いてるなんて､､､尊敬…』

北「そんな事無いよ 笑」

『今度、曲探して聴きますね…！』

北「うん、ありがとう」





ついつい、おしゃべりしすぎちゃって
気付いたらもう暗くなりかけてた



北「暗くなっちゃったね。家まで送るよ」



そう言って、空になった缶を
さり気なく私の手から持って行って
代わりに捨ててくれる


優しい人なんだな…って思う





北「よし、帰ろうか！」

『はいっ』



お言葉に甘えて送ってもらう


初めて会った人なのに、なんか彼氏みたい…



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