【テニプリ】依存し、依存され。【男主】

依存度12% ページ14

場所は変わり＿＿強引に迫る藤城を押し退け放置してきた湊はカウンセラー室の近くまで来ていた。



湊「ったく…。時間が掛かってしまった…。雅治は大丈夫かな。」



その後カウンセラー室に着いた湊はゆっくりとカウンセラー室のドアを開けた。



仁王side


ブランケットから香る湊の匂いに落ち着きながらもカウンセラー室へと向かってくる一つの足音に耳を澄ましていた。



仁「(誰じゃ…。今は誰も来んで欲しいんがのぅ…。湊先生以外じゃけど。)」




と心の中であらゆる思想を巡らせていた。



するとドアが開いた。しかし仁王は入ってきた人物が湊であることにいち早く気づき湊の方へﾀﾀﾀｯと走り勢いよく抱き着いた。




仁「湊先生じゃ!」



仁王は湊に抱きつきながら甘えた猫のように喜々として擦り寄った。



仁王side終了




カウンセラー室のドアを開けた途端部屋の中にいた仁王が走り寄り抱きついてきた。



湊「うわっ!」



湊は勢いよく抱き着いてきた仁王に驚きつつよろけながらもしっかりと仁王を抱きとめた。



そしてさっきまでと違い猫のように甘えてきた仁王の頭を優しく撫でた。



湊「ごめんな、雅治。」



仁「別に気にすることないなり、でも気持ちよかったからまた頭撫でてくんしゃい//」



そうして二人は数分の間そのままで居た。

依存度13%→←依存度11%

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す