幼馴染の球団職員。【坂本勇人】

1年目 ページ5

『やった〜!!』




私はすぐに勇人に電話をした
1コールで出てくれた勇人はよっぽど暇だったのだろう




『勇人！あんな、あんな。就職採用された！』

坂本 「おぉっよかったな。」

『うんっ！』




声だけでも勇人の喜びが伝わってきて嬉しかった。




。




。





『おはようございます。』

「河原さんだね。」

『はい。』

「今日から選手と一緒に行動してもらう広報を担当してもらいます。」

『はいっ！』




そう言ったのは面接の時に真ん中に座っていた人だった

優しそうな40代くらいの男性だった




「あっ、紹介遅れました。田原です。」

『田原さん…』




早速東京ドームに向かう。今日はホームで阪神戦




私と田原さん二人だけ
とても気まずい




沈黙を破ったのは田原さん




田原 「幼馴染みって坂本選手なんでしょ、ホント驚いた」

『えっ、何で知ってるんですか？』




それが一番の疑問




田原 「河原ちゃんね面接官全員一致で採用だったんだけど、幼馴染みが気になってね。坂本選手と出身一緒だから分かったの」

『そうなんですね。勇人のために入ったみたいなもんです……いやっ、もちろんジャイアンツさんを好きでいてですよ』




分かってるよと笑いながら言われた
ドームにつき入ったことのない関係者入り口に入った




『すごいっ』

田原 「こうやって選手と一緒に行動する広報ちゃん久しぶりなんだよね。年近い子居ないけどごめんね」

『全然です。』




すこし奥にすすむとミーティング室みたいなのがあって丁度ミーティングしていた




田原 「じゃあ軽く自己紹介してね。」

『了解です。』

。→←。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す