幼馴染の球団職員。【坂本勇人】

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バンッ




前見て歩いてなさすぎて誰かにぶつかってしまった




『ごめんなさいっ』

「ごめんっ」




目の前には、心配そうにこちらをみつめる勇人の姿




『わっ、ホントごめん。怪我ない？』

坂本 「おん…大丈夫」




ポカーンと口を開けて間抜けな顔で私をみる。




『急ぎだったんじゃないの？』

坂本 「なんかあったやろ」

『なにが？』

坂本 「誤魔化そうとしても無駄やから、なに？」

『ホント、なんもないよ』




みんなに迷惑かけたくない

私の悩みは私だけが悩んでればいい




坂本 「何歳から見てきたとおもってるん？少しは人に頼れ…」




その言葉に、1年目の頃からたまっていた不安やプレッシャー、ストレスが大爆発




『……っ』

坂本 「なにがあったん？」





さっきあったことを話すと




坂本 「そいつ誰？俺が言っとく」

『いやいや、ダメ。絶対やめてよ振りやないからな』

坂本 「はいはい、わかったって」




『ごめん、急に泣いて』

坂本 「全然、中学思い出す」

『もー！！そゆこと言わないの』

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