登校中の視線が痛い ページ8
｢A！無一郎くん来てるわよ！｣
…なんでこんな時間にお母さんが
｢ん…なに？まだ7時半じゃん…
あと30分寝れるよ…？｣
｢それはいつもの話でしょ？
今日は無一郎くん来てるんだから
早く準備しなさい！｣
え、なんでむーくん来てるの…？
それに早くない…？
むーくんいつもこの時間から
学校行ってるのかな…
そう思いながら私は朝ごはんの
メロンパンを口にした。
｢メロンパン…うまぁ｣
手軽に食べれてカロリーも取れる。
こんなにすごいパンが他にあるのかな。
…アンパンとかあるか。
急いで口に詰め込み、洗面所に向かう。
｢うわ、水冷たい｣
まぁこれで目も覚めるはず。
歯磨きは手を素早く動かして
3分どころか1分で終わらせた。
髪もくしでといて、カバンも用意した。
｢やば私10分で準備できた！
いってきまーす｣
そしてドアを開けると、
お母さんの言うとうりむーくんがいた。
｢早くない？｣
｢お母さんが急いで準備しろって…
いつもこの時間寝てるのに。
で、なんで来たの？｣
｢A、いつも遅刻直前に来るでしょ？
ここから学校まで20分だから、
今来たんだ。
僕、朝練しよってLI○Eで言ったよ？｣
え、むーくん私の連絡先持ってたっけ…
グループLI○Eから追加したのかな。
｢ごめん、帰ったあとすぐ寝たから…｣
｢…まぁ気づいてないと思ったよ。｣
｢えへへ、ごめんね。｣
昨日帰ってきたのが7時くらいで、
そこからぶっ通しで寝て、今起きたから
全然知らなかった。
…個人的には気づかなかったことよりも
大変ことがあるんだけど…
｢…さっきから気にしてるんだけどさ
…周りの女子からの視線が痛い。｣
｢そんなの無視すればいいよ。｣
｢いや、結構見られてるよ？
むーくん、いつもこんな感じ？｣
｢まぁ、そんな感じ。｣｢ひぇ…｣
信じられない。
毎日こんな視線感じてるってすごい。
｢あ、そうだ。｣｢ん？どうし｣
目の前が暗くなった。
｢え、何！？｣
｢目を塞げば気にならないでしょ？｣
いや、それよりも。
後ろから感じるむーくんの体温から
すぐ近くにいることがわかって
少し恥ずかしい。
｢あ、出てきちゃった。｣
下の方からかがんででた。
｢私、一人で行く！
もう目は覚めたから多目的室で
むーくん待っとくから！｣
そして急いでその場を離れた。
あんなのされたら余計に視線が痛くなる。
そして私は学校まで全力疾走した。
ラッキーカラー
あずきいろ
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すみれ。(プロフ) - 名無し戦隊さん» 名無し戦隊さん、ありがとうございます！テストも終わったのでそろそろ更新していこうと思ってます！返信遅れてごめんなさい… (2021年11月30日 21時) (
レス) id: 32ccc8a882 (このIDを非表示/違反報告)
名無し戦隊 - 何回も読みました！続きが楽しみです。更新がんばって下さい!応援してます (2021年11月28日 14時) (レス) @page23 id: cdaa405a79 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ。(プロフ) - こんさん» こんさん、ありがとうございます！一気読み！ありがとうございます。更新頑張ります！ (2021年11月20日 22時) (レス) id: d26d96fde9 (このIDを非表示/違反報告)
こん - 初めまして！本日一気読みさせていただきました！面白すぎて時間を忘れて読んじゃいました！応援してます！更新頑張ってください！ (2021年11月20日 17時) (レス) @page23 id: 9c4199c2cb (このIDを非表示/違反報告)
すみれ。(プロフ) - 彩さん» 彩さんありがとうございます！好きって言ってくれてとても嬉しいです！頑張りま〜す！ (2021年11月4日 21時) (レス) id: d26d96fde9 (このIDを非表示/違反報告)
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