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わー!! ページ30

ゆかりside


「じゃあちゃんと聞いてね!
ばいばーい!!」


「じゃあな。」


今日の部活が終わってしまった。
妹はまだ部活かな、と思って
今日も1人で帰ろうとしたら、


「あ、姉さん。これから帰るの?」


「妹おぉぉ〜!!うん!帰るよ!」


「ちょっと、暑苦しい…
家帰ってお風呂はいってからなら
抱きついていいから…」


「分かった!」


嫌がりはするけど
抱きつかせてくれるあたり
私の妹は優しい。


「じゃあ、一緒に帰ろ?」


「うん、帰る!」





次の日の朝。
もちろん昨日は妹に抱きついた。
みたらし団子と引き換えに
添い寝もしてもらった。


「有一郎!どうだった?」


「9月なのにって聞かれたけど
一応OK貰えた。」


「やったー!じゃあ日曜だよ!
忘れたらダメだよ!」


「はいはい。」


なんか適当にあしらわれた気がするけど
とりあえず気にせず席に着いた。








あっという間に放課後になった。
途中数学の時間に顔のいかつい先生に
ぼーっとするなって怒られたけど
それ以外は特に何も無かった。


「お家に帰ろーお家に帰ろー!
…んー?」


あれは多分有一郎かなぁ。
なんか女の子いるけど、
気にせず話しかけ


「あの!有一郎くんのことが
好きです…!」


飛び出すギリギリで止まった。
止まってよかった。
一世一代の告白を邪魔するほど
私は馬鹿じゃない。
よしかえ


「…俺、好きな人いるから。」


んんんんんー??
有一郎、好きな人。すきなひと?


「……!!」


驚く声を何とか殺した。
私有能。ノーベル賞取れる(?)


「…そっか。ごめんね。」


そう言ってその子は去っていった。
もういいよね?


「有一郎好きな人いたんだ!!」


「うわっ!?ゆかり!?いつか」
「最初から居たよ!話しかけようとして
何も出来なくなった!」


「で、好きな人誰?だれだれだれ〜!?」


大ニュースだ。
教えて貰ったら妹に話そう!


「誰がゆかりに教えるかよ。」


「え〜?教えて!誰にも言わないから!」


「絶対Aに言うだろ。」


「い、イワナイヨー」


「怪しすぎるだろ。言わねぇよ。」


残念だ。
まぁ好きな人がいるって情報を
しれただけでもいいか。


「えー、そっかぁ…」


「…いつか言うよ。」


「本当!?約束してね!」


「はいはい、しとくよ。」


やっぱりなんか適当にあしらわれてるけど
私と有一郎はそれぞれ家に帰った。


_____
「…いつか、な。」

川頭痛→←川!!行こうぜ!


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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
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紡葉(プロフ) - すみれ。さん» 楽しみにしてますね! (2021年8月11日 10時) (レス) id: 4b1992f2c0 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ。(プロフ) - 紡葉さん、今回も見ていただきありがとうございます!頑張って更新していこうと思います。 (2021年8月10日 15時) (レス) id: 32ccc8a882 (このIDを非表示/違反報告)
紡葉(プロフ) - 続編おめでとうございます!この作品も楽しみにしてますねっ! (2021年8月10日 14時) (レス) id: 4b1992f2c0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すみれ。 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2021年8月10日 8時

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