SnowManの病系短編.2

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渡辺side

えっ、アレルギーって、、

渡「どういうことですか？」


とりあえず、部屋の中に入ってもらう。
ちょっと怖そうな、でも、若くて誠実そうな人だった。


総「実は、先ほどから料理を食べたことで体調が悪くなってないか、アレルギーについての再確認を行っていたのですが、、


宮舘さんに豆類のアレルギーがあると聞きまして、


しかし、それが厨房では初耳でして....」

渡「いや、スタッフが言いに行きませんでした？」

総「いや、その時は岩本さんが、とお聞きしていて…

料理スタッフ、担当者全員が岩本さんと認識していたので…

「岩本さんには豆類抜きで提供したんですけど、宮舘さんには多分がっつり入ってたかと思われます。申し訳ございません。」


少し騒がしくなったこの部屋に、気づけばメンバー全員が集まっていた。


照に聞いてみると、、、

岩「確かに、俺に豆類は入っていなかったな。

でも、スタッフに聞いたら入っているって言われて、

ま、いっかみたいな感じで食べてたから…

舘さんは大丈夫だと思ってた…」

深「照は責任感じなくていいの。

問題はスタッフだな。」

阿「食事担当スタッフ全員に話聞いてくるわ。ホテル側も含めると結構人数いるし、後3人くらい欲しい。」

佐「俺も行くわ。」

向「俺も。」

深「なら俺もついてく。」

岩「じゃあ俺らは舘さん見てよっか。」


あ、涼太、、


ベッドに戻ると、起き上がって肩で息をしていた。

渡「涼太！」

宮「かゆ、い、んんっ、気持ち悪っ、」

目「吐きそうっすか？」

宮「ｺｸｯ」

ラウ「歩ける？」

宮「ｺｸｯ」

目「なら、肩掴まってください。」


年下たちで大丈夫かと心配だったけど、落ち着いている感じもみると大丈夫みたい。


岩「痒いって言ってたよな。何でだろ、、

アレルギーなのはほぼ確実だよな。」

渡「さっき蕁麻疹出てた。顔とか、手も足も。」

岩「アレルギー確定か。


…新人かよ。」

渡「え？」

岩「あ、着いた時、マネがスタッフに舘さんがアレルギーあるっていいに行ったの。

その時は確実に舘さんっていってた。

だから、次に間違えるとすればその新人スタッフかなって。」

渡「あぁ、あの茶髪のピアスつけてる？」

岩「そう。いつもいろんなことにテキトーだったから。この前の撮影現場でのセットが倒れたやつ、あれもしっかりロープで結んでなかったからだし。」

渡「じゃあその人だな。」

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