お騒がせ片寄家

兄と弟の違いが分からぬ ページ11

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8人乗りの車








颯太「れっつごー！！！」





この子は私の膝の上で出発です！！！









…本当は涼太くんの隣が良かったんだけど、私のライバル(北人)に助手席を取られたので泣く泣く壱馬くんと嘉将くんの間に座ってます。


いや、壱馬くんと嘉将くんの隣でいれること自体幸せですけどね！！(ついでにお膝に颯太くん)









行く先は大型ショッピングセンター

なので、私の生活品も含めてお買い物です！！









隼「A、迷子になるなよ？まっじでデカいから」


『隼くんに言われるの？私。』


隼「オレはならないもん。」


『そ、そう？』


玲於「すげぇナメられてんじゃん」


『ごもっとも』









ほんとに私ナメられてるよね。友達感覚すげぇ。









嘉将「颯太も壱馬も、きをつけるんだよ？」


壱馬「うん！兄ちゃんとおててつなぐ」


颯太「そたも！」









…嘉将くんのお兄ちゃん感









隼「ぼくは玲於とつなぐ！」


玲於「やだ。」


裕太「おれはつながん」


『1番繋いでほしい人だけどね』









なんてまぁくだらない話をしてる最中









北人「涼太兄ちゃん！ぼくね、ほいくえんでおえかきしたの！」


涼太「そうなの？何の絵描いたの？」


北人「ぶた！」


涼太「涼太兄ちゃんじゃないのかい笑」









なんてまぁイチャコラしてるもんだから腹立つ(くっそぉぉぉ)









颯太「Aねえたん、おかおこわいよ？」


壱馬「おにみたい」


『そ、そんなに…？』


嘉将「はなしきこうか？」


『キミはどこまで優男なんだか』





てか、心配されるほどの顔してたんだ、私。









涼太「よし、着いたよー」


『よっし、たのしもーうっ！！！』









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