喋りたい系女子 ページ3
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「高2はあと30分だよ、今日」
『はい?』
「高1の颯太はもう終わり」
「いぇーい!先生大好き」
「好きだなんて、そこらの女子より嬉しい」
『これを差別と言うんだ!!』
時間が30分も長いんですけど?
「じゃあ颯太は30分待つの?」
『はい。』
「帰る。ばいばい。」
『えぇーーーっ、もっと話してようよー』
「いや」
『そんなキッパリ言わなくても』
ぼっちは寂しいぜ、坊や
って言おうと思ったけど先生イケメンだからいいや。
『まっ、気をつけて帰りたまえ』
「家すぐなんで。さようならー」
徒歩1分の中島颯太と徒歩5分のわし。
1分で着くなら待っててくれてもいいのに。
まぁ理由もないからね。
「じゃあ頑張ろうか」
『とんでもなく頑張ります』
「はーい。」
よっし、がんばろ
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ピヨピヨ30分後
『ふぅー、頑張った!私』
「頑張ったね」
『でっすよねー!先生このあと予定ありますー?』
「先生お腹空いたから帰ろ」
『…え』
岩田、ゆるさねぇ。
『仕方ないから帰ります。』
「うん、そうして」
『さようなら』
「さようならー。」
『次は予定空けといてくださいね?お話ししましょ』
「………。」
私、おしゃべりなので。(ドヤ顔)
いくらでも喋りたい系なんです
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作者名:白根葵 | 作成日時:2020年4月6日 9時