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1話 ページ2

〇●〇


私,斑鳩 Aは混乱しています。


先程まで私は『禍野(まがの)』で私達人類の敵である『ケガレ』と戦っていたのだ。

戦いが終わって禍野から私達が暮らしている
(うつつ)に帰ろうとした・・・


なの,に。


私の目の前の景色は
薄暗やみで陰の気が漂く,気持ち悪い臭いが充満していた禍野から

私が知る風景とは異なる現へと変わっていた



周りには木々が生え繁り,鳥の声や風で触れる木々の音だけが聞こえる

さっきまでいた士門や兄さんの姿はない




「・・・あれは?」




辺りを見渡す内に私の視線は一つの物へとむく
そこには,古風な建物がある

私はそっちの方へと歩いていく

その建物には立派な門がありそれには
『忍術学園』と書かれている


ということは,この建物は忍者のための学校
なのだろうか・・・


ここはどこなのか,この中の人達に聞いてみよう

と思いながら私は門をノックしようとした




___チャキ




「変な格好だな。お前,何者だ」



気付けば,私は忍者に首もとにクナイが当てられていた



「こっちこそ貴方は誰か聞きたいわよっ・・・」



忍者は後ろにいたから私はしゃがみこみその忍者をこかそうとしたが避けられる

そして忍者は少し離れた所にいった

藍色の忍者装束で茶色の髪。
年齢は14,15歳くらいだろうか・・・?
よく見ると所々に擦り傷などをしている



「人に名前を聞くときはまず自分から言うべきだと思うけど?」



「不審者に言われたくないな」



と少年はニヤリと笑う

私からしたら武器を突きつけてきた貴方の方が不審者だと思うのだが・・・




「そう。それより貴方ここの人よね?
色々聞きたいことがあるんだけど・・・」



「・・・何故そう思う?」



少年の顔は笑顔から睨みをきかせた顔へと
かわった

そしてクナイを持ち直して臨戦体制になる。




「だって貴方,私が門をノックしようとしたら
クナイをつきつけてきたでしょ?

あれはここは貴方にとって必要な場所。
そこを守るために私にクナイをつきつけた」



違う? と私は笑いながら聞く。

すると少年は何か諦めたのかため息をついて
臨戦体制を緩める



「・・・そうだが,お前は何を聞きたいんだ?」



「そうね。
例えば,ここは何時代・・・・とか?」




もちろん,令和だと答えるはず。

そう思いながら私は彼からの返事をまつ




「令和?今は室町だぞ」



「・・・・え!?むっ室町!!??」




どういうこと!?

さらに頭は混乱し始めてる

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作成日時:2019年9月9日 1時

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