男の子の日【MeseMoa.】

＊ ページ30

支度を終え家を出る。


　 カフェまでは２キロ程で徒歩で行ける距離だった。


　 俺は散歩がてら歩いて行こうと言ったのにとみたけが『にばんくんが死んじゃう！』


　 とかいうから結局電車で行くことになった。


　 お目当てのお店は駅からすぐのところにあった。


　 お店のドアを開けて中に入ると甘い匂いが漂ってくる。


　 平日だった事もありお店はすいてた。


　 俺達は角の個室に案内された。


　 席に座りメニューを開くと朝のテレビで紹介されていたパフェがでかでかと載っていた。


　 2人で一つを頼む。


　 しばらくして店員さんが大きなパフェを持ってきた。


　 とみたけの目がキラキラと輝く。


　 お前は女子か、と心の中でツッコミを入れる。


　 いただきますをして二人で食べ始める。


　二「よく考えると成人男性が2人で同じパフェつっついてる絵面ってやばいなｗ」


　と「しかも１８０アッパーの金髪ｗｗ」


　 そんなことを話しながら食べ進めていく。


　 からっぽになったグラスを真ん中に置き手を合わせる。


　 『ごちそうさまでした』


　―帰宅後―

　 冷たいパフェをたべたからか、帰って来てからお腹が痛くなる。


　 薬は効かずお腹は痛くなるばかりで治まる気配がない。


　二「っ…はぁ…はぁ…」


　 ソファーでうずくまる俺にブランケットをかけてくれるとみたけ。


　 お礼をいうほどの余裕もなく吐き気までしてきた。


　二「う”っ！」


　と「ちょっと待って！洗面器！」


　 ここでは吐けないのでグッとこらえる。


　 洗面器を持ったとみたけが走って来る。


　と「にばんくん…！」


　 とみたけは心配そうに俺の背中をさすってくれる。


　 俺は月によって血の量や生理痛の酷さに波がある。


　 今回は量がちょっと多いかな、くらいだったので油断して寒い中冷たいものを食べてしまった。


　



作者です！
中途半端でごめんなさい！！
でもこれには訳があって次の話で嘔吐表現が出てくるのでここで切って分けたい
と思っています。
苦手な方は注意してください。
いつも読んでいただきありがとうございます！
以上、作者でした！






　

　

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