男の子の日【MeseMoa.】

＊ ページ16

最初は少しだっためまいがどんどん酷くなって来る。


　 勉強も手につかず白服先生がなにを言っているのかも分からない。


　 異変に気が付いたのか白服先生が駆け寄って来る。


　白「あおい君！？大丈夫！！」


　あ「しろ、ふく…先生…」


　 座っていられなくなり白服先生の方へ倒れこむ。


　 体に力が入らずぐったりしているとベッドに寝かされる。


　白「貧血だと思うからゆっくり休んで」


　 布団を肩までかけてから出て行こうとする白服先生の白衣の袖を引っ張る。


　あ「まって、」


　白「どうしたの？」


　 白服先生は立ち止まり俺の顔を見てくる。


　あ「行かないで…」


　白「あおい君？」


　 重い体を動かしてベッドから起き上がる。


　あ「すき…」


　白「え…？」


　 白服先生はポカンと口を開けて固まっている。


　あ「だから、好きなの。白服先生が」


　白「え、あ、ちょ」


　 白服先生のお世辞にも白いとは言えない肌が赤く染まっていく。


　あ「白服先生、好きです。付き合って下さい。」


　 白服先生の顔を見ると少し困った様な顔をしていた。


　白「あおい君の気持ちは嬉しい。俺もあおい君のこと好きだから。でも…先生と生徒っていう
　 関係な以上付き合うのは…」


　あ「隠せばいいじゃん」


　白「もしばれたら…？」


　あ「俺の相談相手って事にする。俺、白服先生のためなら生理の事ばれてもいい。だから、ね？」


　白「分かった。よろしくね、あおい君。絶対ばれないように頑張るよ」


　あ「うん」


　白「何か言われたりしたらすぐ言って？」


　あ「分かった」


　白「じゃあおやすみ、あおい君」


　あ「おやすみ」


　 目を閉じて寝ようとすると唇に何かが触れる。


　あ「白服先生///」


　白「おやすみｗｗ」


　 笑いながら手を振る白服先生の耳は真っ赤に染まっていた。






　 いつも読んでいただきありがとうございます！！

　 次は煎あおを書きたいと思っています。

　 いつも終わり方よく分からなくてごめんなさい！！(スライディング土下座)ｽﾁｬｰｰ

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