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「え、え？」
みゆちゃんも、クラスの人も驚いてる。
「あれ、きみ、Aちゃんやんな？」
「そ、そうですけど...」
「よかった、間違ってたら恥ずかしいわ 笑」
あ、こんな風に笑うんだ、なんて
意外にも冷静になってる自分がいる。
「あ、お友達さん、Aちゃん借りてええ？」
みゆちゃんは頷いて
私に「あとで詳しく聞かせてもらうから」みたいな視線を送ってきた
いやいや、え？
助けてくれないの！？
ぐいぐい私の腕を引っ張る藤井くんに
「ちょっ、どこ行くの！」
と聞けば
「んーあとちょっとやから」
なんて、答えになっていない返事。
会話成り立ってないよ話聞いてる？
...なんだか藤井くんって、つかめない。
.
.
「俺なぁ、人の名前覚えんの苦手やねん
やから、さっきの人の名前も分からんかった」
さっきの人...っていうのは、たぶん、みゆちゃんのこと。
「じゃあなんで私の名前..」
「Aちゃんとはずっと話してみたかってん。」
こっち向いてにこーっと笑うから
不覚にも、ときめていてしまった。
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tapiokalemon(プロフ) - 見ましたよー！こーしん頑張れ！ (2017年8月11日 16時) (
レス) id: c1cf9673ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：浅沼 x他1人 | 作成日時：2017年8月10日 16時
