273話 ページ47
「つぎはぎの……？」
「うん、呪霊。
視たことある？」
質問を反芻する紅白頭に、私はコクリと頷きながらそう言った。
今の紅白頭の様子を見るに、なんとなく察せるけど……
「………いや、ねぇな」
「………だよね」
分かってたよ。
不思議そうに首を傾げる紅白頭を目に映しながらも、私ははぁ…とため息を吐く。
「その、つぎはぎの呪霊が、どうした」
「別に……どうこう言いたいわけじゃないけど……」
そこまで溜めて、私はもう一度ため息を吐く。
「探してるんだよね。
これからの術師界を悪い意味で大きく動かすであろう奴だからさ。
知らないのならいい。じゃあ、私寝る」
そう言って、紅白頭との会話を強制的に終了させ、
私は数秒後に意識を失った。
だから知らなかった。
「……つぎはぎ」
紅白頭がそう呟いていた事に。
___________
結局その日の授業は、
爆発だけが、ヒーロー名を決められずに終了。
なんでも小学生並みのネーミングセンスで、先生から却下されたそう。
なにそれウケる。
そして、その数日後の話である。
私は今現在校長先生に呼び出されて、二人で将棋を囲んでいた。
……なぜだ。
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あいすくりいむ(プロフ) - クロイルカさん» それは良かった！！長すぎて気にしてたので！！ (2022年8月29日 6時) (
レス) id: 47293fede8 (このIDを非表示/違反報告)
クロイルカ - 長ーい小説大好きです！！ (2022年8月28日 11時) (レス) @page50 id: dc34629a9d (このIDを非表示/違反報告)
あいすくりいむ(プロフ) - 駄作者うゆ*さん» え、ありがとうございます。え、読み返…え？（混乱） (2022年8月20日 10時) (レス) id: 47293fede8 (このIDを非表示/違反報告)
駄作者うゆ*(プロフ) - 何度も読み返してしまうのがこの作品 (2022年8月19日 23時) (レス) id: 09414cba83 (このIDを非表示/違反報告)
あいすくりいむ(プロフ) - まほーしょーじょ めーぷるさん» めーぷるさんもめっちゃ神じゃないですか！！そんなこと言って下さるなんて！！あいすくりいむ感激の舞い o(^-^o)(o^-^)oｽﾞﾝﾁｬｶｽﾞﾝﾁｬｶ (2022年6月8日 17時) (レス) id: 47293fede8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいすくりいむ | 作成日時：2022年5月6日 22時
