267話 ページ41
「いや〜最後は躊躇なくドンですか！
流石A〜」
「ちょっと……かなりうるさい」
「言い直す必要あった？」
横を歩く五条先生の腕をベシッと払い除けながら、廊下を歩く。
結局、あの後、
私以外全員気絶してたって事で、これ以上の授業はできない。って事で落ち着き、
まさかの昼前下校。
他のクラスメイトは全員保健室行き。
明日登校するときに、爆発からなに言われるやら……
そう考えて、はぁ…とため息を吐く。
「で？わかったの？
Aがヒーローの卵に感じてる感情の正体」
ふと五条先生からそんな質問を投げ掛けられて、私は控えめに目を伏せた。
「どう……だろ。
自分でもよく分からないっていうのが本音。
でも、ヤマモモの作戦に驚きはした。
意外と雄英生もやるもんだなって」
「ふーん」
自分から聞いてきたくせに、興味なさそうに返事する五条先生に軽く殺意が沸いた。
少しの沈黙が間を駆け抜け、
「…でも僕から見ての、個人的見解だけど」
ふと、五条先生がこちらを見てきたので、
私も不思議そうに目を合わせる。
「少なくとも、戦ってる時、
Aの表情はいつもながらも狂気的な笑みだったけど、
どこか、楽しそうに見えたよ」
予想外すぎる五条先生のその言葉に、少し驚いて、
「ふーん…」
と次はこっちが言う番だった。
答えを出せるようになるのは、もう少し先になりそう。
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あいすくりいむ(プロフ) - クロイルカさん» それは良かった！！長すぎて気にしてたので！！ (2022年8月29日 6時) (
レス) id: 47293fede8 (このIDを非表示/違反報告)
クロイルカ - 長ーい小説大好きです！！ (2022年8月28日 11時) (レス) @page50 id: dc34629a9d (このIDを非表示/違反報告)
あいすくりいむ(プロフ) - 駄作者うゆ*さん» え、ありがとうございます。え、読み返…え？（混乱） (2022年8月20日 10時) (レス) id: 47293fede8 (このIDを非表示/違反報告)
駄作者うゆ*(プロフ) - 何度も読み返してしまうのがこの作品 (2022年8月19日 23時) (レス) id: 09414cba83 (このIDを非表示/違反報告)
あいすくりいむ(プロフ) - まほーしょーじょ めーぷるさん» めーぷるさんもめっちゃ神じゃないですか！！そんなこと言って下さるなんて！！あいすくりいむ感激の舞い o(^-^o)(o^-^)oｽﾞﾝﾁｬｶｽﾞﾝﾁｬｶ (2022年6月8日 17時) (レス) id: 47293fede8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいすくりいむ | 作成日時：2022年5月6日 22時
