266話 ページ40
全員倒せると私が油断したところで一気に狩る。
中々に考えてるヤマモモは。
でも……
「残念でした」
好戦的に私は微笑み、制服のスカートを揺らす。
君らがここに固まったのは悪かったね。
協力すれば勝てるはずだとでも思ったのかな？
でも……残念デシタ。
遠距離と近距離で分かれてれば何か違ったハズ。
それでも、少し運命が変わるだけで結局は私が勝つだろうけど。
「君の……君らの、どんなに隙のない策でも…
常人が思いつかないどんなに突飛な策でも……
抗いようのない最強の脅威相手じゃ
____ただ、ひれ伏すしかない」
私は静かな声色でそう言うと、呪力を半分ほど解放する。
そして、スッと瞳を六眼に切り替えると、
べっとヤマモモに舌をだし、
『術式反転 赫』
圧倒的な広範囲攻撃。
さっき、言った通りだよ。
私の前で君らは、ただひれ伏すしかない。
指先から溢れだす赤い塊を、どんどん大きくしていき、
それが私の数十倍くらいの大きさになったところで、
私はその球への呪力の挿入を止める。
「____ちょっと惜しかったね。
でもいい線までは行ってたよ」
最後にそう言葉を溢して私はその塊を、周りを囲む奴らに放った。
直後、耳をつんざくような爆音が辺りに轟き、
砂埃が大きく舞い上がる。
全員がその場に倒れる中、私はただ一人その中心に立っていて。
数秒後に、試合終了のブザーが鳴り響いた。
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あいすくりいむ(プロフ) - クロイルカさん» それは良かった！！長すぎて気にしてたので！！ (2022年8月29日 6時) (
レス) id: 47293fede8 (このIDを非表示/違反報告)
クロイルカ - 長ーい小説大好きです！！ (2022年8月28日 11時) (レス) @page50 id: dc34629a9d (このIDを非表示/違反報告)
あいすくりいむ(プロフ) - 駄作者うゆ*さん» え、ありがとうございます。え、読み返…え？（混乱） (2022年8月20日 10時) (レス) id: 47293fede8 (このIDを非表示/違反報告)
駄作者うゆ*(プロフ) - 何度も読み返してしまうのがこの作品 (2022年8月19日 23時) (レス) id: 09414cba83 (このIDを非表示/違反報告)
あいすくりいむ(プロフ) - まほーしょーじょ めーぷるさん» めーぷるさんもめっちゃ神じゃないですか！！そんなこと言って下さるなんて！！あいすくりいむ感激の舞い o(^-^o)(o^-^)oｽﾞﾝﾁｬｶｽﾞﾝﾁｬｶ (2022年6月8日 17時) (レス) id: 47293fede8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいすくりいむ | 作成日時：2022年5月6日 22時
