354話 ページ31
ニマニマと笑う五条先生に若干引きながら、
「いやアンタの方がイカれてるだろ」という本音は隠しておく。
しばらくして、呪霊の気配も消えてきて、
適当にキャラを育成していたところで、廃ビルから小さな男の子を連れた2人が戻ってきた。
なるほど、あの子が今回の行方不明者か。
ちゃんと生きてたんだ。
「お疲れサマンサー！」
「釘崎ぃ〜。今度術式教えて〜」
五条先生のだる絡みに便乗しながら、私も釘崎の方に近づく。
「はぁ？教えたとこで何にもなんないでしょ。
嫌に決まってるじゃない。面倒よ」
「うわだるコイツ」
「あ"ぁ！？」
やっべ、心の声が。
慌てて本音を取り繕い、私はニッコリと微笑んで釘崎の方へ顔を向けた。
「ところで、釘崎。
この私の手元に、待ち時間3時間店のロールケーキがあるんだけど」
「しょうがないわね。教えてあげなくもないわよ」
うぇーいビンゴ。
渋谷を待ち合わせ場所に選んだ時点で、それなりに現代っ子って事は察したから、
こういうJKが好きそうなスイーツとかを餌にすれば、まぁいけるだろという確信はあった。
いい感じに釘崎を手玉に取ったところで、私は虎杖の方を振り返った。
呪具は……折れてないな。よし。
真希さんは地味にこっちにとばっちり飛ばしてくるしな。
結構、めんどくさいから嫌なんだよな！
その場であははっと一人で笑った。死んだ目で。
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あいすくりいむ(プロフ) - リルさん» ええっ！結婚する？((ｺﾞﾒﾝﾅｻｲﾁｮｳｼﾉﾘﾏｼﾀ (10月7日 8時) (
レス) id: e7cc10d0d7 (このIDを非表示/違反報告)
リル - この作品にどハマりしてしまって、気づいたらめちゃくちゃ読んじゃってました！！主さん天才ですか？？？ (10月3日 16時) (レス) @page43 id: 19e242bdce (このIDを非表示/違反報告)
あいすくりいむ(プロフ) - ルマさん» ふぁっ！！！そんなもったいないお言葉を……！！ありがとうございます！！これからも精進いたしますぜ！！ (2022年10月4日 20時) (レス) id: 47293fede8 (このIDを非表示/違反報告)
ルマ - ネタ要素もあったりして読んでて楽しいです！！これからのお話も楽しみにしてまっす！ (2022年10月4日 20時) (レス) @page41 id: c1bf461124 (このIDを非表示/違反報告)
亜澄奏ｰAsukaｰ(プロフ) - あいすくりいむさん» うわぁぁぁそれなぁぁっぁぁぁ、、、！！いきなりはっ！？って感じですよね！ (2022年9月17日 15時) (レス) id: 316392659a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいすくりいむ | 作成日時：2022年7月26日 22時
