テニプリ立海の転校生は元四天宝寺Ｒ (ページ40)

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４０　　俺って、ある意味天才的？（笑）ページ40

ガバッ
白「えっ！？」

不良たちは、白夜と杏に向かって土下座をした。突然のことで白夜たちは驚いている。

男「スイマセンでした！」
男「あの、頬は大丈夫ですか？」
白「ああ。これくらい大丈夫だ。」

白夜はいきなり変わった不良たちの態度に驚きながら答えた。

男「あの、・・・白夜さんはお強いですね！」
白「はっ？」
男「俺らを子分にしてください！」
白「はっ？いやいや、俺不良じゃねぇし。」
男「お願いします！！姉さん！」
白「いやいや、姉さんじゃねぇし。」
男「お願いします！！(涙)」
白「えぇ！泣くほど！？」

不良たちは、涙を流しながら土下座をした。白夜は驚いている。

白「なんで、俺の子分になりてぇんだ？」
男「それは、かっこいいからッス！」
白「はっ？」
男「その女を助ける為に、女子なのに俺たちに立ち向かってきた。・・・かっこよすぎっス！」

白夜は少し考えていた。

白「・・・やだ。」
男「そんなぁ。」
白「まぁ、がんばれ。杏ちゃん行こ。」
杏「あ、うん。」

白夜は、杏の腕をつかんで歩き出す。

男「名前と学校を教えてくれ！」
白「・・・立海の日影白夜だ。」

白夜はそういうと、公園を出て行った。

杏「白夜さんって、立海だったんだ。」
白「ああ。前は四天宝寺にいたんだけど、転校したんだ。」
杏「へぇ。」
白「それより。」

白夜は、立ち止まり杏のほうを向くとしゃがみこんだ。

白「やっぱり、足ひねってる。」
杏「気づいていたの？」
白「ん？さっき公園出てから歩くときに、少し歩き方が変だなと思って。」

白夜はそういいながら、杏をベンチに座らせる。そして、杏の足を触る。

白「あー、やっぱり少し腫れてるね。なんで隠してたん？」
杏「それは・・・これ以上迷惑かけたくなかったから。」
白「迷惑だなんて思ってないよ。」
杏「ちょっ。」

白夜は杏をおぶった。杏は驚きながら、抵抗する。

白「送っていく。家はどこ？」
杏「いいよ。家遠いし。」
白「いいよ、別に。これは、俺が勝手にやっているんだから。気にすんな。」
杏「・・・。」
白「で？家はどこなん？」
杏「東京。」
白「東京やね。・・・って、東京！？」
杏「うん。」
白「ふーん。まぁ、いっか。東京行くよ。」
杏「遠いよ。」
白「大丈夫、大丈夫♪」

白夜はそう行って、駅に向かった。