片想い8* ページ9
「はぁ。」
はい。ため息ばかり出ます。
見学理由?
特に、見つからない。
だって、手塚君を見たいって理由だもん。
まともじゃないよ。
...ま、まぁ葵ちゃんは、きっとね...。
「大丈夫かい?Aさんよ。」
「葵ちゃん...!さっき見てたでしょ!?」
「あ、ばれた?」
私は、さっきの気持ちを全部葵ちゃんに話した。
「ほうほう。そういう事か。」
何か、葵ちゃんが探偵みたいになってる。
そいうえば、名〇偵〇ナンも好きだったような。
「そんなの簡単さ!」
「...と、その前にA。男テニのマネージャーに興味はあるかな?」
「そりゃね。テニス部員に恋をしたんだもん。興味は湧くよ。」
「だったら、それを伝えればいいじゃん!」
...え?
私が?
「私が?」
「もちのろん。」
と、平然とした顔で言う。
「葵ちゃんも行こう?」
「わ、私も?」
「ダメ...かな?」
こうなったら、必殺技!
葵ちゃんは、私の涙目に弱いんだよ!
なんで知ってるかって?
一回やったら、効果あったから!
「分かった。行こうじゃない!」
さすが、葵ちゃん!
そういうと思った!
早く、見学したいなぁ...。
10人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ