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片想い6* ページ7

「そうだけど...。」

「あのさ、テニス部の見学って出来ないかな?
 無理なのは、分かってるけど...。」

「葵ちゃん、最後のってどう言う事?」

「え?まさか知らないの?」

本当にどう言う事?
≪無理なのは、分かってる≫って。

「う、うん。」

「テニス部には、過激な女子のファンが居るの。
 だから、テニス部はマネージャーを受け付けてない。結構有名だよ。」

へ〜。ファンって居るんだ。
初めて知った。

「初めて知った。」

「「え?」」

葵ちゃんと不二君の声が同時に重なった。
不二君、君もビックリするんだね。

「まさか、知らないなんてビックリした。」

「私もだよ。不二。」

2人とも、ビックリしすぎ。

「だって、ファンとか興味無いし。」

「あんたは、そういう子だったわ...。」

「どういう子だよ。」

「僕、空気。」

あ、不二君。
ごめん。忘れてた。

「見学は、僕は良いけど部長である手塚の、許可が必要だよ?」

「だったら、私達に任せて!」

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作者名:中宮愛花梨&まろ x他1人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2016年7月9日 20時

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