その3 学園 ページ4
貴女side
ああ、痛い。痛い。四肢が千切れるようだ。痛い。助けて。
誰か……。
貴女「……。え?」
清水「起きた? 何処か痛いところはない?」
貴女「い、いえ、特に。……ここはいったい何処ですか?」
目が覚めると、美女が私の顔を覗き込んでいた。そして、フカフカの清潔そうなベットに寝かされている。私は確か、モンスターに襲われて怪我をしたはずじゃ...。
何でこんなに綺麗に傷が消えているんだろう。
清水「ここは魔法学園内の療養室。...そこのこが貴女を運んできたのよ。」
そう言うと美人さんは金髪ノッポさんと、おチビさんを連れてきた。
貴女「……。あ、そ、その、ありがとうございます…。」
日向「お礼はいいよ、それよりもう大丈夫なの?」
貴女「...はい、お陰様で。...そちらの方もありがとうございました。」
月島「…………。どういたしまして。」
ぶっきらぼうに言われてしまった。ノッポさんはどうやらおチビさんと違ってひねくれ屋さんなようだ。おチビさんの方が優しい。
貴女「えっと、私は(名前)と言います。以後お見知りおきを……。」
ベットからのそのそと這い出てぺこりと頭を下げる。
月島「……じゃ、僕は行きます。。先生に渡さなければ行けないものがあるので。失礼しました。」
ガチャン。えんじ色のマントを翻すとそのまま出ていってしまった。
日向「アイツ、なにも名前も言わずに出ていくことはないのにっ!」
貴女「まぁ、いいんですよ。急ぎの用があったようですし…。」
日向「そ、そうか?。 あ、遅れたけど俺の名前は日向 翔陽。宜しくな(名前)」
貴女「宜しくお願いします。」
日向「敬語じゃなくていいよ。」
貴女「そう……。宜しく翔陽。」
日向「よ、宜しく//(まさか名前呼びで来るとは……)」
結論:翔陽はいい人だった。
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朧月夜と猫(プロフ) - じゃじゃーん!来てみました!覚えてますかね? この小説好きです!頑張って! (2017年7月1日 22時) (レス) id: e27bac8955 (このIDを非表示/違反報告)
ふヮ娘*(プロフ) - いちかさん» ありがとうございます! これからも頑張ります! (2017年6月7日 18時) (レス) id: af63712c69 (このIDを非表示/違反報告)
いちか - すごく面白いです(`・ω・´)キリッ (2017年5月14日 21時) (レス) id: 8701d0a285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふヮ娘* | 作成日時:2017年5月14日 14時