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先輩 ページ5
角名side
＿＿＿＿北A
北さんの、妹。
そう、彼女は北さんの妹で、彼らは兄妹で。
そのはずなのに、どこか彼らにはそれを超えた雰囲気が時々ある。
北さんに限ってそんなことはしないとそうは思うんだけど...
｢...どうだろうね｣
さっきの、北さんを見つめるAちゃんの目。
まるで北さんに恋しているかのような、甘い甘い眼差し。
別にAちゃんが北さんに恋してたとして、どうこうしようって思ってるわけじゃない。
まぁ、''兄妹なのに''とは思うけど。
ただ、確かめてみたいじゃない？
だから、もう少し...観察させてね。
事実を目の当たりにした時、俺はどんなことを考えるんだろう。
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作者名：江我 | 作成日時：2020年5月27日 13時
