会議 ページ34
．
淡々と会議が進んでく。
このままいったらあと少しで終わるな。
ずっとこれからのこと考えとったら
会議が終わっとった。
「じゃあ、これで終わります。」
そうやってHIROさんが告げたあと、
ｶﾞﾁｬ
こんな音を立てて会議の扉が開いた。
会議室におる人全員が扉の方を向く。
「もう終わられたら困りますねぇ？」
黛だ。いつもの喋り方で会議に入ってくる。
「誰だ？」
会議室にどよめきが起こる。
「あれ？」
黛は俺を探して会議を見回す。
「あ！いた。」
俺を真っ直ぐに見つめて声を発する。
俺は立ち上がった。
会議室の目が黛ではなく、俺に集まる。
会議室の入口の扉にAの影がみえた。
「Spade、仕事は？」
会議室に金縛りがかかったみたいに誰も動かない。
「申し訳ありません。まだです。」
「そっかぁ。もうやるの？」
「あなたの前でやりたくて。」
こうやって黛をみながら席から離れHIROさんの隣まで歩いてきた。
「ねぇ。Spade。Aceは？」
「そろそろ来るかと。」
『呼ばれたみたいですね？』
「呼んではないけどなぁ。」
『呼んだも同然です。』
「そっかぁ。」
「黛さん、やる前にひとつ話させてください。」
「ん？」
「あなたに拒否権はありません。」
．
俺は会議室を見回し口角をあげた。
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星華(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます。 (2018年3月25日 12時) (
レス) id: f0eebf7f9c (このIDを非表示/違反報告)
、 - 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい。違反行為で違反報告の対象になります (2018年3月25日 12時) (レス) id: 1196848acb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星華 | 作成日時：2018年3月24日 15時
