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『初めまして。転校してきた来瀬Aと申します。よろしくお願い致します。』
僕の名前は青柳論。
寝てたら隣に知らない女がいた。
は?
『御名前教えて頂けませんか?』
「...青柳論」
『青柳論さんですね。よろしくお願い致します、青柳論さん。』
「...君、なんか変な子だね...。」
『そうですか?青柳論さん。』
「え、あ、青柳くんとかでいいよ。」
『分かりました。青柳くん。』
変な奴。
「僕寝てるけどほっといてくれていいから。よろしくね。」
『はい。』
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『...く...あ......ん...青柳くん。』
「ん...なんでお前が...」
『先生に青柳くんを起こせと言われたので起こしました。』
「あ、そう。」
時計は四時間目の終わりを指していた。
少し寝すぎたかな。
隣の席の...来瀬?は案の定沢山の生徒に囲まれていた。
「ねー、好きな食べ物って何ー?」
『ショートケーキです。』
「何処から来たの?」
『アメリカから日本に帰って来ました。』
帰国子女なんだ。
暫くそのやり取りを聞いていたが決まったような返事しかしない。
留学とかの影響なのだろうか。
会ったばかりの彼女のことなんて僕には分からない。
お昼、食べに行かないと。
僕は弁当箱を持ち屋上へ向かった。
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本の猫(プロフ) - そぬさん» ありがとうございまーす...() (2020年6月6日 10時) (レス) id: 46776fb637 (このIDを非表示/違反報告)
そぬ(プロフ) - とても面白かったです! (2020年6月6日 10時) (レス) id: 8d46405959 (このIDを非表示/違反報告)
本の猫(プロフ) - そぬさん» え、? (2020年6月6日 10時) (レス) id: 46776fb637 (このIDを非表示/違反報告)
そぬ(プロフ) - (*・ω・人・ω・*) (2020年6月6日 10時) (レス) id: 8d46405959 (このIDを非表示/違反報告)
本の猫(プロフ) - リゼ@純粋少女さん» わ、!ありがとうございます...!!! (2020年6月5日 7時) (レス) id: 46776fb637 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:本の猫 | 作成日時:2020年5月25日 15時