もしも、推しの恋人になれたらな。【苺】【桃】

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気付かぬうちに自分の番が次になっていたこともあり、いつもより緊張してきた

折角のお話会なのに・・・！！

ライブでは、本人に会うことや本人を見ることなら出来る

しかし、本人と話すことはとても少ない

しかも、１対１で

りすなーにとっては、ありがたく、幸せな時間なのだ

そんな大切な時間を、何も話せずに終わるのは・・・・・！！


・・・などと考えていると、ついに私の番になった

ス「次の方どうぞ〜！！」

スタッフさんの声で我に返り、慌てて中へ

中に入ってすぐ、推しの姿を見つける

『・・・・っ！！！』

ヤバい

私今、絶対顔真っ赤

マスクしてて良かった〜！


じゃなくてぇぇ！！！


『こっ、こんにちは！』

さ「こんにちは(*´▽｀*)ﾆｺｯ」

うわぁぁ、ヤバいよぉぉ！！

可愛いしカッコいい！

何！？この完璧すぎる最年長はっ！！

さ「？？どうしたの？だいじょーぶ？」

『は、はい！』

さとみ君が、首をこてんってして、私の顔を覗いてきた

それで驚いた私は咄嗟に返事をしたが、声が若干裏返ってしまった

恥ずかしくて何も話せなくなってしまった私に、さとみ君は

さ『大丈夫。ゆっくりでいいよ。ね？』

そう言って、私のことを待ってくれた


やっぱり、さとみ君の声って落ち着くな

昔もこの声に、優しさに、救われたんだ

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