貴女に捧げた二つの恋 (ページ12)

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頭の中がサボでいっぱい！　サファリｨside ページ12

「好きだ。サファリｨ＿」

『うわああああああああああ！』

なんだ、夢か…

ここに来てからかれこれ一週間
みんなと仲良くなって、仕事も覚えてきた

サボのことは今絶賛ベタ惚れ中

強いし、優しいし、イケメンでかっこいい。
少しぬけてる所も全て、好き

あとは、好きになってもらうだけ
私は告白する側は嫌だから

『あ、そういえば！』

サボを起こしに行くんだった！

ｺﾝｺﾝ

『失礼します』

小さいノックをして入った部屋のその先は…

「ん＿」

無防備な可愛らしい総長の姿

海軍と戦うときなんか超強いのに、今じゃ私でも倒せちゃうよ…

『おはようございます。総長』

さらさらの黄金の髪が少し揺れた

「ああ、サファリｨか。おはよう」

きゃー！おはようって言われちゃった!!
『総長眠そうですね』

「あれ？サボって呼んでくれるんじゃなかったのか？」

『変な噂が広がると嫌なので、コアラさんと総長と私以外だれもいないところで
言うことにしました』

「俺は変な噂がながれてもいいんだけどな～」

え、

おおー！

ふふっ
『今のはどういう意味でしょうか
　詳しく教えてください！』

「え、あっ！」

寝ぼけていた総長が我に返った！

「い、い今のは聞かなかったことにしてくれ！」
『わかりました！
　さ、朝ごはん食べに行きましょっか』
「ああ」

あせっていたサボもステキでした！