隣人さんがタイプだった【佐久早聖臣】

12話 ページ14

次の日の朝…





結局、また明日の意味を考えすぎてまともに寝れなかった…





確かに性格はあれだけど顔は良いからな〜







.








いつも通りの時間にいつも通りに鍵を閉めて、いつも通りエレベーターを…






「なんでいるの？」







「ねえ、昨日より1分遅いんだけど。」







なにを言っているんだコイツは、







「いや、こわっ」







「……………」







「……………」








え、なに？このシーンとした空気




いや、はやくエレベーター乗ろうぜ








「さっさと押せ」









はっ！もしかして佐久早くんエレベーターのボタン押したくないからって私を待ってたのっ！？









キューーン！








ってなるか！ボケ！









「ボタンぐらい自分で押せっ！」







「はあ？じゃあ何のために待ってたんだよ」








「そりゃ、佐久早くんがボタンについてる菌触りたくないって勝手に思ってるからでしょ！」





そういうと佐久早くんはニヤっと笑った




「わかってんならさっさとボタン押せ。俺は絶対に押さない」









くそっ！


許せんっ！







怒りに任せてボタンをドスッと押した





「うわ、そんな指密着させんの？」




いや、そんな嫌そうな顔すんな




「これ使え」




と、除菌ウェットシートを渡してきた






.






.








優しいんだか、優しくないんだか









☆☆☆
物語と関係ないですが
稲荷崎の角名倫太郎くんいいですねー
かっこいい！



角名くんの小説書きたいっ！

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