五色兄妹物語*番外編2

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白「お前ら何言ってんの? 死ぬの?死ぬの?」



あっ 今から死刑執行になりますか、私達


マフィアのドンめ



白「牛島さんが人狼なわけがない」



こんの… 牛島さんのモンペ!


でも私は、白布さんが人生で出会った人の中で


トップ3に入るくらい怖いんだ…



天「じゃあそろそろ話し合いOK? 今回もせーので
　指差してね せーのっ」



『!!』



私は、白布さんを指さした


すると



川「……」



川西さんは私を指さしていた


いきなり仲間割れか?



天「あーっと 若利くん退場ー!!」



私を指さしたのは川西さんただ一人


白布さんは川西さんを


山形さんと工が牛島さんを指さしていた



白「牛島…さ…」


牛「白布、すまない あとは頼む」



そう言って立ち上がり


外野に移動する牛島さん



白布さんは涙目で牛島さんを見て


うつむき、


「駆逐してやる…!」と


どこぞのアニメの台詞をガチで吐いていた



ヤバイな


ゲームの中じゃなくリアルで死ぬかもしれん



…



白布さんに怯えながらも


人狼のターン



『…川西さん』


川「ﾊｲ…」



『何故私に投票したんです?』


川「あの、ごめん でもさ結果無事だったし…」


『もし私にもう2票入ってたら退場でしたよ』



瀬「五色の妹 怖ぇ…」


牛「あの二人が人狼か?」


大「びっくりだよな」


瀬「投票で仲間割れしたかと思えば今仲間割れしてるし」



川「いやでもね Aちゃん聞いて?」


瀬「浮気の言い訳かよw」



『あﾞあﾞん?』


大「それに怒る彼女」


瀬「www」



川「大平さんと牛島さんの時と同じで

　俺がAちゃんに投票して、夜にAちゃんは
　死なない、だから俺は疑われない」


『あっ そっか よかった!』


瀬「立ち直りはや!」



…



『今回こそ 工にしますか?』


川「いや 賢二郎に変更しない?」


『そうですね… 白布さんは今、人間を駆逐する鬼に
　成り果ててしまいましたからね…』



川「あ 確か人狼と同じ数になったら俺らの勝ちだよな」


『! ほんとだ… これで終わりですね』



なんか呆気なかったな


終わったらもう1回やりたい



天「決まったー?」


川「決まりました」



天「誰にする?」



川「『白布賢二郎(さん)で』」



天「オッケーいw」


　

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