【ky】俺の唯一怖いもの

6日目 ページ7

『キヨいる〜？』


「あ、A先輩！」


『おー！！この前キヨの事教えてくれた子だー！
てかなんで私の名前？？』


「先輩今1年生の中で話題になってるんですよ！清川くんをボコしたとか」


『はぁ！？！？』


ボ、ボコしたって……私は別に不良じゃない！


『いやいやいやマジ神に誓ってそんなんしないそもそも私喧嘩とか出来ないし』


「分かってますよ笑ていうか、キヨって清川くんの事ですよね？」


『あー、うん！そう！』


「まだ来てませんよ。予鈴までまだ時間ありますし教室で待ちます？」


『いいの？』


「はい！ついでに誤解も解けばいいじゃないですか！」


『ありがとう！えーっと……』


春夏「前園です！前園 春夏。」


『春夏ちゃん！可愛い名前だね〜』


春夏「そうですか？ありがとうございます笑
あ、席ここ座っちゃいましょ！」


誰のかわかんないけどおじゃましまーす(？)


……早速周りからの視線が痛いな、、よし！こいつら全員まとめて友達になろう！！


『はい！！ちょっと誤解してるっぽいから言っとくけど私キヨと殴り合いとかしてません！！』


「え？？」

「何だ急に」

「ちょっと面白い人かも？ww」


『キヨとは友達になりたかっただけです！！キヨだけじゃなくて後輩と仲良くなりたいので沢山話しかけてください！！！』


「…ねえ、話しかけに行ってみない？笑」

「いいよ笑てかよく見たらめちゃくちゃ美人じゃない…？」

「あわかる！美人ってかイケメン女子って感じ！」


おぉ、なんかよくわかんないけどいい方向


春夏「先輩らしさが全開でよかったですよ！皆誤解だったってわかったと思います！」


『そー？よかっ「あの！すいません！」


「LINE交換しませんか！？」


『え？あ、いいよ〜。』


「先輩めっちゃ美人ですね！写真撮りません？」


『まじ〜？やったね、撮ろ撮ろ！』


「せんぱーい、清川ってヤンキーなんすか？」


『見た目だけだよ！実際は良い奴だと思う。たぶん。』


突然人に囲まれて戸惑いはしたけど、悪い気はしなかった。

むしろ嬉しい。


キヨ「おはざいま〜す…は、」


『おー！！キヨじゃん！！』

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