【ky】俺の唯一怖いもの

18日目 ページ19

レトルト「はぁ……はぁ……っ、」


キヨ「レトさん足遅すぎ」


レトルト「うる……さいっ、運動出来る君らとは違うんだよ、！！」


春夏「大丈夫ですか？お水いります？」


レトルト「あ、ありが、と」


お礼を言うとレトくんは春夏ちゃんの差し出したペットボトルを飲んだ


レトルト「……はー、生き返った、」


春夏「あっ………ごめんなさい、そっち飲みかけのやつでした…！！」


レトルト「え」


『え？』


キヨ「は？？」


レトルト「え、ちょっとまって、前園さんの？え？」


『おい今すぐ吐き出せでなきゃ無理やり吐かせるぞ私より先に関節キスを体験するなんて許さない』


キヨ「俺もまだ…関節キスしたことないのに……」


春夏「…あの〜、勘違いしてるとこ悪いですけどそれ拓也くんの飲みかけです、」


レトルト「あ、なんだよかっ「おっっえ」


レトルト「え？キヨくん？」


キヨ「まじかよ男と関節キスとかついてねぇ……」


レトルト「殺すぞ」


キヨ「あすんません……」


なんだキヨのか







うらやまし、、じゃなくて！！


『春夏ちゃんのじゃなくてよかったあ……』


春夏「別にこのくらい気にすることないのに笑」


『このくらいって！モテる女はちがいますなあ』


「ご来場の皆様！お待たせ致しました。ただいまから、○○水族館イルカショー開演致します！」


キヨ「お、始まった」


その後キヨ以外はびしょ濡れになり、はしゃぎりはしゃいで高校生とは思えないくらい楽しんだ。


イルカショーの後も色々な魚を見たり触れ合ったりして楽しいひと時をすごし…


『はー楽しかった〜。すっかり外も暗くなったし、そろそろ帰ろっか。』


春夏「わ、ほんとだ！もう20:00…」


レトルト「あっというまだったなあ……」


キヨ「レトさん最初はA先輩に付き合ってるだけとか言ってたけどなんだかんだ1番はしゃいでましたよね」


レトルト「は？別に全然楽しくなかったし」


『え、そうなの、？ごめん、私が行きたいって言ったのに……』


わざと目を潤わせてレトくんを見つめる


レトルト「ちが、あの、た、楽しかった！！」


『ははーん、ツンデレめ』


レトルト「は！？お前嘘泣きかよ！？」


『ちょろいな〜笑笑』


春夏「あ！皆さん思い出としてキーホルダーとか買っていきません！？」


春夏ちゃんが指を指す先にはお土産屋さんがあった。

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