男装してても心は女。【佐野万次郎】

マイキーside ページ48

蓮、俺、ケンチンでファミレスにいた時。



『お、ココだ』



蓮に電話がかかってきた。



蓮はココとかいうやつとの電話が終わった後急に



『悪い。ちょっと用事ができた。』



って言い出した。



ケンチンが



「依頼か？」



って聞いてたけど。



依頼じゃないらしかった。



気になってココって奴の事聞いてみたら真一郎のダチのダチって言ってた。



そんなのもっと気になるに決まってんだろ。



蓮がファミレスから出て少ししてからケンチンに解散だといって後を追った。



蓮を追いかけて着いたのは駅前の喫茶店。



窓際に黒髪の奴が座ってて蓮もそこに座った。



俺も中に入って二人の声がギリギリ聞こえるところに座った。



コ「−−−−か？」



『じ−−−−つ−−−−ぞ？』



途切れ途切れではっきり聞こえなかっけど、次にココ？が言った言葉ははっきりと聞こえた。



コ「じゃあこれから一週間程度俺の下につけ。」



蓮side



『・・・急すぎるお願いだな。』



コ「金は払う」



『受けるか受けないかは金の多さじゃねえ何が目的だ。』



こいつ、何を企んでるんだ？



コ「・・・この前花垣武道と稀咲に情報を売った」



『何の情報だ？』



コ「太寿が一人になる日時についてだ。」



『何でお前は情報を売った？』



コ「俺は金の見方だからな。」

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