男装してても心は女。【佐野万次郎】

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千「場地さん！稀咲てめえ何をした！！」



稀「見てたろ？俺は何もしてねえ」



千「場地さん・・・！！刺されたんすか？」



『一虎が突進してきたときこいつ本当は深く刺されてたんだ。』



千「！！一虎・・・一虎ああ！！」



稀「やっぱやべえ奴だな一虎は！」



何言ってんだ？あいつ



稀「そうか！場地を芭流覇羅引き抜いたのはこうやって寝首を掻くためか！！」



稀「ねえ、総長」



稀咲の後ろにはマイキーがいた。



『マイキー・・・』



武「マイキー君。違う、一虎君は・・・」



俺でも分かる今のマイキーは戦っちゃいけねえ



マ「殺したかった・・・ずっと・・・てめえが年少から出てきたら真っ先に俺が殺そうと思ってた。」



マイキーを助けねえと・・・



マ「そんな俺を諭し続けてくれたのが場地だった。」



真一郎のためにも・・・



マ「場地が言ってた。一虎はマイキーを喜ばせたかった。だからあいつは受け入れられないたとえマイキーの兄貴を殺しちまっても自分を肯定するためにマイキーを敵にするしかなかったってよー」



マイキー・・・



めっちゃ切れてるはずなのに顔に感情がねえ



マ「ケンチン、喧嘩はもう終わりだ」



半「は！？オイオイオイ。喧嘩はおわり！？舐めてんのかマイキー？そんなのてめえの決めることじゃねえだろうが！！」



ドンッ！



視界から半間が消えた。

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