【ヒロアカ】気づいた頃には君がいなくなっていた (ページ3)

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平凡な日々1 ページ3

緑谷side

『出久！』

テテテとこっちに駆けてくるAちゃん

本当に可愛い…

僕の前にたどり着くとAちゃんはふわりと笑う

『あのね、話なんだけどね』(唐突)

「話？」(聞いてあげる優しさ)

『うん！』

『今日からね、私、寮に住むよ!!』

「え!?そうなの!?」

そう言えば、相澤先生もなんか言ってた

あれ？でも何か重要なことを言ってたような…

『うん！だからね、出久の部屋に行くね！(ﾆｺｯ』

「うん、わかった……え？」

『またね！！』

満面の笑みを浮かべて寮に入っていくAちゃん

～回想～

相澤「神原、お前部屋で一人、大丈夫か？」

『う…だめ、です』

相澤「はぁ…」

『えと、他の人の部屋に行っても良いですか？』

相澤「は？」

『え？』

相澤「…良いだろう、気を付けろよ…」

『はい…？』

「…。え、ちょっと待ってぇぇえええ！！」

あの部屋にはオールマイトの…

僕は楽しそうに走っていったAちゃんを全速力で追いかけた

ほんと、個性を使おうか迷うくらい必死に