BBZの中のcool姫

＊ ページ18

松井side



呼び出しされて不機嫌だったAちゃんだけど…


パフォーマンスのことになったらめちゃくちゃ乗り気



『曲は，やっぱみんな知ってる曲も入れないと本当に
　つまらないだけだと思う。
　だから，EXILEの曲も歌ってそこにアクロバットを
　入れて私たちらしくしたら…』




ね？すごいよ。



最年少なのに誰よりも意見を言ってて説得力がある。




僕なんかと大違いだよ。




『…って思ってるんだけど利樹ちゃんはどう思う？』

「えっ？あっ。…えっとぉ。何だっけ？笑」

『ちょっとぉ。ちゃんと聞いててよぉ。笑笑』
『だから，ここをの振りを…』




本当にAちゃんのこういうところ大好き。


なんだかんだ文句言ったりしてる割には楽しそうに
教えてくれる。



ファンのみんなは，Aちゃんのことをクールだ，
かっこいいとか言ってるんだけど。



もちろんそれも間違いじゃないけどね。



ライブとかでたまに見せるあの笑顔や，疲れた時とか
に甘えてくれるAちゃんは本当に癒し。



しかも，律儀なところとか負けず嫌いなところとか
本当にギャップがかわいいんだよ。



王道ツンデレってやつですね。笑



『じゃあ，そうしよっか。
　フォーメーションもあまりかえなくていいよね？』

奥田「あっ。でも，少しここをこうした方が…」

砂田「そこは，そうした方がいいかもね。」

『ボーカルが結構動くことになるね。苦笑』

日高「まぁ，それでいいけどな。」

深堀「体力には，多大なる自信がある！」

砂田「テンション1人だけ違うし。笑」

加納「まぁ，男達は大丈夫だけどAは？
　 このフォーメーションで持ちそう？体力」

海沼「倒れたら困るよ？」



それは，本当に困る！
フォーメーション変えた方がいいんじゃない？って
言おうとしたら…



『いやいや。
　一つ言っとくけど私EXILE兼任してるんだよ？
　もう少しハードだし…
　しかも，ライブの方が大変じゃん？』


日高「いや，勉強した後じゃん？体力使うでしょ？」


『いやいや。笑 どれだけ勉強が過酷な事になってる
　訳？笑 確かに眠気との戦いだけどさぁ…』


奥田「寝てんの？授業中」


『んー。全く寝てないとは言えないよね。笑
　でも，当たり前だけどほとんどは寝てない。
　ガチで眠い時は，ウトウトしちゃうよね。笑
　って何の話してんの。』



じゃあ，大丈夫かな。







『じゃあ，練習しよっか』









かましてやりますよ。



見てろよ。

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