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地下競売の開始時刻へとなった。
ざわざわと独特の雰囲気にあった会場内は、
始まりを告げるかの様に、二人の男が現れると
まったくの無音の空間となった。
その無音を切り裂くように、
コツコツとかかとを鳴らしながら
マイクスタンドへ進む男達。
タキシードに身を包み、舞台裏から登場した彼らは
立派なオークショニアに
マフィアの幹部、そしてボス達は、
これから始まる
唾を飲み込み喉を湿らせる者、
不敵に口角を上げ乾いた笑い声を出す者、と
表現の違いはあれど、とにかく会場内は
緊張と興奮の雰囲気が漂っていた。
そんな中、小さい方の男が口を開く。
「皆様ようこそお集まり頂きました。
それでは堅苦しい挨拶は抜きにして＿＿」
始まる、と誰もが思った。
刹那。
「くたばるといいね。」
目を見開くような
けたたましい銃声が会場内に響く。
銃声が響けば響くほど飛び散る
血、肉片、人ではなくなった何か。
誰もが有無を言える暇もなく飛び散っていく。
会場内を埋め尽くしていた人間達は、
大した時間も経たずに十人、二十人と減っていく。
今はもう半分もいない。
その光景は、異様かつ圧倒的であった。
大きい方の男の手、いや指から飛ばされる弾。
念を知らない一般人からしてみたら、
訳がわからない、としか言えない状況。
武器も何も持たない男二人から
銃弾の様な物が大量に飛ばされてくる。
それは尽きることを知らない。
数も、威力も。
続く (更新停止中)
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クルル - とっても好きです。続きが気になります。頑張って下さい。 (2018年12月30日 23時) (
レス) id: 262f0ecdd1 (このIDを非表示/違反報告)
神( ´艸｀)(プロフ) - すっっっごい面白いです！続きが気になるー！！！これからも更新頑張って下さい！ (2018年12月26日 22時) (レス) id: db2af7d34e (このIDを非表示/違反報告)
華恋(プロフ) - むにゃねこ44さん» わー！むにゃねこ44さん！コメントありがとうございます！まさかむにゃねこ44さんからそんな事を言って頂けるとは…夢みたいです！テストお疲れ様です！更新頑張りますね！お互い頑張りましょう！ (2018年11月27日 17時) (レス) id: a227a79a03 (このIDを非表示/違反報告)
むにゃねこ44(プロフ) - 華恋さんも作品作ってらしたんですね！『え、面白い！』と思ってここまで読み進めて、よしコメしよう！と思ってくれば華恋さんだったのでびっくりしました！この作品好きです！更新頑張って下さい！ (2018年11月26日 22時) (レス) id: 58fa85b3e0 (このIDを非表示/違反報告)
華恋(プロフ) - 黒緋羅さん» 私にはなりたいって言ってくださった黒緋羅さんの方が輝いて見えるんですけどね！(嬉しい) (2018年11月25日 10時) (レス) id: a227a79a03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華恋 | 作成日時：2018年11月18日 19時
