休息がてら ページ6
ひとまず、あれこれと話を聞いて疲れただろうと思い、円卓の皆と別れてオベロンを部屋に案内した。
本人は「僕なんかに部屋を与えてくれるのかい?」と言って遠慮していたけど、一人一部屋ずつあるんだよ、と説明すると納得したように頷いてくれた。
立香「それじゃあ、ゆっくりしてて良いからね。」
オベロン「ありがとう、マスター。」
立香「うん、また後でね。」
さて、俺もやる事無いしマイルームに戻ろうかな。
・
立香「………で、マーリンは何でついて来てるの?」
後ろで花の香りを漂わせながらニコニコと笑顔を浮かべているマーリンを見る。
マーリン「だって君、この後暇だろう?
折角だから、このマーリンお兄さんが君にとっておきの話を聞かせてあげようと思ってね。」
立香「えー?また王の話?」
マーリン「いやいや、今回は違うよ。
今回は私の古い友人の話さ。」
古い友人……まさか…。
思わずマーリンの方を振り返ると、マーリンは相変わらずニコニコとしたままだった。
そしてそのままベッドの端に腰掛けると、自分の隣をポンポンと叩く。
隣に座れ、って事か。
立香「っていうか……此処一応俺の部屋なんだけど?」
マーリン「まぁまぁ、そう言わずに。」
俺はいまいち納得しきれないまま隣に座る。
マーリン「さて、それじゃあ……古い友人の話をするとしよう。」
そうして、マーリンはゆっくりと語り始めた。
130人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こし餡の信者 - めろん(。・ω・。)ぱんさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます!!そのコメントだけでご飯三杯いけます← 近々続編も出しますので、宜しければそちらも宜しくお願い致します! (2019年6月24日 6時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
めろん(。・ω・。)ぱん(プロフ) - とっても面白かったです!更新待ってます! (2019年6月22日 12時) (レス) id: 5a20f4b02f (このIDを非表示/違反報告)
こし餡の信者 - かなとさん» あああああああすみません!!外すの忘れてました…!教えてくださりありがとうございます!本当にすみません! (2019年5月20日 9時) (レス) id: 68e7808bec (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 作品を作る前にまずルールをご理解下さい (2019年5月20日 5時) (レス) id: 6ffb43edd5 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月20日 5時) (レス) id: 6ffb43edd5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ