お調子者な日本人の子は殺人鬼にお気に召されました【13日の金曜日】

新しいキャンパー達 ページ20

ﾌﾟｯﾌﾟｰｯ!!

車の音···！

窓の外を見ると車1台に6人の男女が降りてきた

キャンパーだ!!

助けて欲しいけど···ダメだ···
ここで助けを求めたらきっと···

あのキャンパー達···殺される！

それに、密告したらタダじゃ済まされない···!!

そう考えてると誰かがこの小屋に入ってきた

僕はジャケットの前を留めて身を隠そうとするがキャンパー達に見つかってしまった

女子A「ちょっと〜？
人が居るなんて聞いてない！」

男子C「でも、めっちゃ可愛くない？」

女子F「えぇ？
こんなちんちくりんのどこがいいわけ？」

男子B「つーか、コイツ殆ど裸じゃん！」

男子D「マジ？
っは！
なら、俺が相手してもらっても良いよな？」

女子E「アンタ、趣味悪〜い」

男が僕に触れようとした瞬間

陽南「だ、ダメっ！
僕に触れないで!!」

そう声を上げた頃には遅かった

男は目の前でジェイソンの手によって首を切り落とされたのだ

5人『うわぁぁぁぁぁぁ!!/きゃーーーーーーーーっ!!』

キャンパー達が逃げ惑う中、ジェイソンは僕に近寄り僕の身体を撫でる

陽南「だ、大丈夫···
な、何もされてないから···」

そう言うとジェイソンは安心したような仕草を見せて僕から離れてあのキャンパー達を追い掛けて行ってしまった

僕は余りの出来事に腰を抜かしていると彼は30分も経たずに戻ってきた

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