死神様の御子息 ページ16
ｶﾞｳｶﾞｳ!!
香羽「ん〜、犬ソリは早いなぁ〜
これ、鹿よりも早くね？」
いや、待てよ
コイツらは犬じゃなく狼だから···
狼ソリって言った方がいいか？
ノル「何言ってんだよ？
鹿の方だろ？」
ネグ「どちらかと言ったら狼の方が早いかと···」
現場に向かうのに狼のソリを使うのはスゲェなぁ
場所、砂漠なのに···
ノル「んで依頼の内容は？」
香羽「死神、直々の依頼だからなぁ〜
内容は···ピラミッドアヌビスで死霊使いの魔女が居るらしく
デス・ザ・キッドって名前の息子が先に着いてるらしく協力しろって」
ノル「はぁ!?
死神の奴、子供居たのかよ!?」
香羽「驚く所そこ？」
ネグ「あの方は骨だけですよね？」
ノル「何処にそんな生殖機能があんだよ···」
香羽「それを言ったら···"神植物のアイツら"や"鉱物種のアイツら"はどうなるんだよ？」
ノル「うっ···それは···なぁ？」
ネグ「返答に困る様な返しを俺に向けるな」
〜ピラミッド〜
ｽﾞｻﾞｰｯ
ようやく到着だな
香羽「ありがとな狼達、元に戻ってくれ」
『ワフッ!!』
ｼｭﾝｯ
香羽「ん〜、じゃあ···中に入りますか？」
ネグ「砂埃が酷いですね···
帰ったらお風呂に入ってもらいますからね？」
香羽「お、了解♪
んじゃ、ネグ
お前が背中を流してくれよな？」
ネグ「なっ///!!」
ノル「なんで俺に頼まねぇんだよ？」
香羽「だって、この前にお前に頼んだら胸揉んできたろ？
だからだよ」
ノル「いいじゃねぇかよ揉むぐらいよ
減るもんじゃねぇ···「貴様、香羽様にそんな事をしていたのか？」あ、ヤベッ···」
香羽「ほら、早く行くぞ♪
デス・ザ・キッド達も先に行ってるかもしれねぇからな」
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