24-7 : 尋問 ページ33
Aside
「トントン…？」
「おん、勝手にあがるで。ほら万年筆」
「あ…ありがと…じゃあ…もういいかな？」
ひぃぃぃ…何故このタイミング…というか、トントンの目が冷たいこれは…きっと早々にイライラさせてしまったのでは無いだろうか
「なぁAアンタ今日、俺のことじっと見たり、いつもとやってることかわらんのに悲鳴あげたり、仕事も手ぇ止まったり…何か俺に隠しとることあるんちゃうの？」
「え？…いやぁ…その」
ここでいっそ聞いてしまえば良かったのに
なんとなく意地悪をしたい気持ちが全面にでてしまい誤魔化し続ける
「お茶…断ったこと怒っとるわけやない。けどな？アンタ今日おかしいねん」
「私は…いつもこんなだよ」
「いや、明らかに仕事場での異常行動が多い。なによりも無駄な動きや視線のさ迷わせ方…おかしいって気づかんほうが無理や…なぁ？」
さすが軍の総統を支える書記長…人間観察が飛び抜けている…たぶんまんちゃんならその意図すら読みといてしまうんだろうけど
なんて、一周回って冷静になってきた頭が警告音を鳴らし忘れる
気づいたときには既に壁に追い詰められていた
「なぁA…」
「ちょっとまってトントン！これには深いわけ…っ！ん！んー！」
「少し黙ってや、煩くするとまたあいつらがくる」
いつの間にか部屋の扉には鍵がかかりカーテンすら閉じられているそして、目の前には冷たい書記長の赤い瞳が存在し、その大きな手で口をふさがれ体は私よりも大きな彼により身動きが取れない状態…
訓練で何回も見たことある尋問の形と同じ
「質問に正直に答えろ。場合によっては…今日アンタの命を刈り取ることになる」
そんなことで…！？いやでここは小さな国…きっとそんなこと程度のことでも疑わないと…無くなってしまうのかもしれない
私が素直に頷くとトントンは聞き取りやすいゆっくりとした口調で私に質問をはじめる
「Aは今、命の危険にさらされとる？」
首を横にふる
「仲間または自分の命の権限を敵に取られて俺達のことを揺すらされてる？」
横
「ただ単に落ち着かないだけ？」
微妙…だけど一応縦にふる
「…もしかして、イタズラとかしとる？」
これバレましたね。
このままだと自分の命が危ういので全力で肯定
するのやっとのことで解放される
「っはぁ…苦しかった…」
「ごめんなA、つい疑ったわ」
「紛らわしいことしてごめんなさい…」
「どうせ付き合わされたんやろ？犯人は？」
そ…それは
25-1 : そりゃそうなるよ→←24-6 : 心が痛いです！
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夜空音 - 狐（こん）△さん» コメントありがとうございます！青い鳥は見てはいるのですがアプリは入れてないんです…すみません(´・ω・`)これからも応援お願いします！ (2017年7月26日 0時) (
レス) id: 5aad051f04 (このIDを非表示/違反報告)
狐（こん）△(プロフ) - 夜空音さんのお話がとても好きでコメントを書いてしまいました！とっても好きです！これからも応援してます！（夜空音さんは青い鳥などやっておられますか？やっていらしたらお話したいのですが…） (2017年7月25日 22時) (レス) id: 31e766e5ec (このIDを非表示/違反報告)
夜空音 - 捨てられた寝ぇ猫(∂ω∂)♪さん» ヤンデレ美味しいですよね…！彼には今後も期待してて下さい！ (2017年6月12日 1時) (レス) id: 09c0159810 (このIDを非表示/違反報告)
捨てられた寝ぇ猫(∂ω∂)♪ - ヤンデレ美味しいﾑｼｬﾑｼｬ← (2017年5月28日 13時) (レス) id: 308487bf5b (このIDを非表示/違反報告)
夜空音 - みいろさん» ヤンデレらんらんさん好きなので書いてて楽しいです…w 夢主ちゃんには頑張ってもらわないとですね…！ありがとうございます (2017年5月5日 12時) (レス) id: 3232c3fbe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜空音 | 作成日時：2017年4月21日 0時
