24-6 : 心が痛いです！ ページ32
Aside
「おわったぁぁ…」
「途中邪魔が入ったからいつもより長くなったなぁ…Aせっかくやからお茶にせぇへん？…菓子もあんねんで」
「トントンってお菓子好きだっけ？」
「いや、別に…そこまでやな。ただ、最近…外交に行くことも多くてな、グルッペンとオスマンに分けても余るんや。それに、あいつらに甘いもん食わせ過ぎると健康面がな…」
「たしかに…」
「そういうわけや、ほら楽にしい」
「じゃあ、お言葉に甘えて…」
そういうと満足そうに笑ったトントンが簡易的なキッチンへ消える、リラックスモードに移行した私は背後に忍び寄る気配に全くと言っていいほど気づけなかった
「A…」
「ひっ…っ！？んっ…んん！！」
「静かにせぇ」
思わず叫びそうになったからか口を押さえられるすると、聞きなれた声が耳に入った
「はぁ…なんだゾムか…」
「なんだ…やないやろ？トントンに冷たくせんと意味あらへんよ？」
「あ…」
忘れてた。という顔をするとゾムがあきれたように小さくため息をつく
「ほら、思い出したなら続けてや」
「う…うん…」
そう言い残してゾムが音もなく屋根裏に消える
さすがアサシン…強すぎる
「A？どうした」
「はいっ！はい！なんでしょう！トントンさん」
そして、物音を聞き付けたのかトントンがキッチンからひょっこりと顔をだし怪訝そうにこちらを見つめている私は誤魔化すのに必死だったけどゾムに言われたことを思いだして即座に立ち上がった
「そうだ、ごめんトントン！急用が出来たから…じゃあね！！」
「え…紅茶…のまへんの？」
驚いたような戸惑うような瞳を向けられる
とても心苦しいけど…ここで折れたら…まんちゃんとゾムが考えてくれた作戦が…
「うん、じゃあね！」
「お…おう…」
そして音をたてて書記長室から逃げるように自室に飛び込む
「…トントン…凄く寂しそうだったなぁ」
「なんや？心痛めとるんか？」
「やっぱり来るとおもったよゾム…」
「ヒヒッ…見てておもろかったわ」
「ねぇ、やっぱりやめない？」
このままだと…私がつぶれる…
「…Aがそう言うんやったら…オスマンと作戦練り直すか」
「素直に…聞いた方が…」
「それはなぁ…一応、オスマンとこいってくるわ」
「うん。わかった」
じゃあ私は風呂にでも入ろう…さっぱりしないや
と、自分でやったことなのに…いやだからこそ
罪悪感に包まれていた
コンコンッ
「A忘れ物やで」
突然の訪問者は容赦なく扉を開いた
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夜空音 - 狐（こん）△さん» コメントありがとうございます！青い鳥は見てはいるのですがアプリは入れてないんです…すみません(´・ω・`)これからも応援お願いします！ (2017年7月26日 0時) (
レス) id: 5aad051f04 (このIDを非表示/違反報告)
狐（こん）△(プロフ) - 夜空音さんのお話がとても好きでコメントを書いてしまいました！とっても好きです！これからも応援してます！（夜空音さんは青い鳥などやっておられますか？やっていらしたらお話したいのですが…） (2017年7月25日 22時) (レス) id: 31e766e5ec (このIDを非表示/違反報告)
夜空音 - 捨てられた寝ぇ猫(∂ω∂)♪さん» ヤンデレ美味しいですよね…！彼には今後も期待してて下さい！ (2017年6月12日 1時) (レス) id: 09c0159810 (このIDを非表示/違反報告)
捨てられた寝ぇ猫(∂ω∂)♪ - ヤンデレ美味しいﾑｼｬﾑｼｬ← (2017年5月28日 13時) (レス) id: 308487bf5b (このIDを非表示/違反報告)
夜空音 - みいろさん» ヤンデレらんらんさん好きなので書いてて楽しいです…w 夢主ちゃんには頑張ってもらわないとですね…！ありがとうございます (2017年5月5日 12時) (レス) id: 3232c3fbe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜空音 | 作成日時：2017年4月21日 0時
