24-2 : 三人よれば ページ28
Aside
「しかし…オスマンとAの護衛がいないのは流石にな…シャオロンは忙しいだろうし。トントンはわがままやし。」
「グルさんのがわがままなんですがそれは」
「こいつ、腹立つな」
眉間に皺をよせて睨み合う両者…こわっ…
「俺でええやんグルッペン！！」
「俺でいいでしょ？な？A」
なぜ私に意見をもとめるひとらんらん
そしてそこ二人も睨み合うんかーい
「まんちゃん…どうしよこの二人」
「こわいめう…！逃げるめう！！後は任せるめう！」
まんちゃんに手を引かれ逃げるどうやら誰も気づいていないようである
そして、ちゃっかりゾムがついてきていた
＿＿図書室
「こ…怖かったぁ…」
「ほんまそれ」
「嘘や！ゾムは止められたやろ！」
「何の事かわからへんわぁ」
「大先生としゃおちゃん…あの場所に取り残されたのか」
おそらく、二人以外は何らかの方法で逃げ切れるだろう。教授はあの口論の前に既にいなかったし兄さんとロボロも二人で抜け出したしお神はお神だし。軍曹も…あの子なら強くやっているでしょう。たぶん
「それにしても、いつもならゾムが護衛やのになんで今回はちゃうんやろなぁ」
「たしかに、何でだろ」
「やっぱり、トントンの総統離れが目的ちゃう？」
「トントンってそんなに総統に依存してたんだね…まぁあの話を聞く限りじゃあ意味わからない所も多かったけど」
主にトントンが総統という存在に執着する意味とか、トントンがなんでシベリルの人間なのに元総統の側にいたんだとか…
「トントンは自分のこといっさい話さへんからなぁ…隠してるわけちゃうから聞こうと思えば聞けるんやけど…」
「雰囲気がそうさせないよね」
「トントンこわすぎぃ！」
三人で首を傾げる。そして不味かったのがこの三人の思考がどことなく似ていることで…
オスマン 知識欲 知りたい病
ゾム イタズラ欲 弱み握りたい病
A 仲間意識 お節介 知りたい病
「「「探るか」」」
満場一致、話は速い
かくして戴冠式の日までにトントンに迫るべく
本人に聞けばいいもののこの三人による
トントンの過去を暴いて無理矢理護衛をさせよう作戦！！
が始まったのである
＿
作者より
お久しぶりです
作者です。シリアスが続き、ボリュームたっぷりなのに私生活が困窮してなかなか更新できませんでした。暫くは安定しそうなので今後ともよろしくお願いいたします
そして安心してください暫くはギャグです
彼の過去の全貌がわかるまでは
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夜空音 - 狐（こん）△さん» コメントありがとうございます！青い鳥は見てはいるのですがアプリは入れてないんです…すみません(´・ω・`)これからも応援お願いします！ (2017年7月26日 0時) (
レス) id: 5aad051f04 (このIDを非表示/違反報告)
狐（こん）△(プロフ) - 夜空音さんのお話がとても好きでコメントを書いてしまいました！とっても好きです！これからも応援してます！（夜空音さんは青い鳥などやっておられますか？やっていらしたらお話したいのですが…） (2017年7月25日 22時) (レス) id: 31e766e5ec (このIDを非表示/違反報告)
夜空音 - 捨てられた寝ぇ猫(∂ω∂)♪さん» ヤンデレ美味しいですよね…！彼には今後も期待してて下さい！ (2017年6月12日 1時) (レス) id: 09c0159810 (このIDを非表示/違反報告)
捨てられた寝ぇ猫(∂ω∂)♪ - ヤンデレ美味しいﾑｼｬﾑｼｬ← (2017年5月28日 13時) (レス) id: 308487bf5b (このIDを非表示/違反報告)
夜空音 - みいろさん» ヤンデレらんらんさん好きなので書いてて楽しいです…w 夢主ちゃんには頑張ってもらわないとですね…！ありがとうございます (2017年5月5日 12時) (レス) id: 3232c3fbe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜空音 | 作成日時：2017年4月21日 0時
