2-2 : 守りたい気持ちと… ページ12
ゾムside
暖かいシャワーを浴びながら思い出す
はじめてAの顔を見たのは書類やった
控えめに笑っている写真の中の女に違和感を感じた。
違和感の正体はわからないがなんとなく
守らなくてはいけないと…
まぁ戦争があるこの時代やし皆それぞれ事情もあるんやろなぁ…俺やって例外やないし？
しかし、コネシマと知り合いと知ったときは驚いた。しかも、すこぶる仲良しである
「なぁA、シッマとはどんな関係なんや？」
以前、彼女に質問したら直ぐに返事をされた
「大親友！家族みたいなものかな？」
あぁ…これはコネシマ。脈なしですわ
ええ奴なんやぞコネシマ。
シッマの気持ちなんて誰もがわかるやろ？
気づいてないのはグルッペンとA本人くらいやんな？
いやぁ〜シッマは可哀想に据え膳状態
あまりにも可哀想やから俺が協力するつもりでこうやって暇なときにAの部屋に来ては
コネシマのことを話したりAのことを聞いてみた
ただ１つ…話してくれへんことがあった
あの日の夕食の時間。大先生にとても怯えていたこと…あの日何があったかはトントンから聞いた。
大先生はほんまクズやなぁ！と皆笑い飛ばして大先生もAにあやまっとった。
Aも納得したように
『こちらこそビックリしすぎました』
なんて笑ってた。
…戦争に必要なこと。それは相手を見ること
あの場にいた俺を含めた数人はきっと気づいたやろ？
Aは…笑ってた…そう。あれは嘘やな…と
そないに怖いことされたんかな？って思って聞いたけどそれ以上のことを聞こうとすると突然あいつの顔が青ざめたことがある。
だからこそ今すぐは聞かない
きっとこれが
初めてAを見たときの違和感の正体
守りたいと思った理由やと…なんとなく思う
こうやってアイツを気にすれば気にするほど
距離は近くなるけどなかなか心臓に悪い
「…すまんなコネシマ…これ…俺やっちまったわ」
シャワーを一気に冷たくする
目がさえて煩悩が消されていくようだった
そのまま全て流れてくれや…
『ゾム〜？紅茶入ったよ？あと、タオルここにおいておくね』
「おぉ…ありがとうな」
下心が無いなんて嘘になり始めとる
守りたい相手と直感で感じると共に
体温もキスもその先も奪い取りたかった
シャワーを止めてシャワールームから出る
直ぐにいつもの洋服をきて洗面台で顔に水を何度もかけた
すると隣にきたAがタオルを差し出してくれる。
これは…かなりきついなぁ…
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花風雪(プロフ) - るーかさん» はい！はいはい！ (2019年11月24日 14時) (
レス) id: e781858e49 (このIDを非表示/違反報告)
るーか(プロフ) - 5-4のひとらんとの会話が好きな奴はいるか？ (2019年3月30日 21時) (レス) id: 16b4bf2d84 (このIDを非表示/違反報告)
夜空音 - ひすいさん» 指摘、ありがとうございます。なるべく日本語を大切にして文章組んでいるのにまさかのミスでした(;´д｀) (2017年1月25日 23時) (レス) id: 8a7ed7cf46 (このIDを非表示/違反報告)
ひすい(プロフ) - 初めまして 初めてコメントをするのに内容があれなのですが4‐4の大統領の字が間違っているところがありましたのでご報告させていただきます (2017年1月25日 22時) (レス) id: 72a35cd0c8 (このIDを非表示/違反報告)
夜空音 - メルカさん» コメントありがとうございます！過去編長くなりそうです…(;´д｀)読みやすさ重視できててよかったです！ (2017年1月23日 13時) (レス) id: 8a7ed7cf46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜空音 | 作成日時：2017年1月15日 2時
