2-1 : 付き添いの誘い ページ11
Aside
数日間…とくに問題もなく過ごした
幹部の全員と敬語をやめ呼び捨てで会話する
鬱さんとも言葉を交わすことも多くなり
最初に感じた違和感や恐怖は消えはじめた
「やっぱり私の考えすぎかぁ〜」
ボフッとベッドに背中を預ける
今日は着任してからはじめてのお休みだ
仕事中はそれはもう大変だった
仕事はおもに資料作成
幹部秘書なのだから幹部の人達の資料作成の
手伝いやそれ以外にも沢山
「今日…なにしよっかなぁ…」
いつもの仕事の時間に目を覚ましてしまいやることがない。
そう言えば…買い物に行けてないや
「ん〜〜着替えもしたし…買い物にいく準備でもしようかなぁ…」
『買い物いくんか？なら、俺もついてくで』
…ん？何故か天井から声が聞こえるゾ！
いや…既に何回か経験してるからもう慣れた
「ゾムはまた天井裏にいるの？」
『ご名答！ちょっと窓あけてや、そっから入る。』
「わかったわかった。」
そういって窓をあけると、ゾムさんが窓に手をかけて部屋に入ってきた
どうやってやってるのかわからないけど律儀に靴まで脱いで…
「本当に屋敷に張り巡らされてるんだね…ゾムロード…」
「おもろいやろ？ほんまは緊急脱出ようの通路なんやけどな？俺、すこし潔癖やから毎日掃除せな気になんねん」
「それはたしかに…」
「せやろ？やっぱりAとは気ぃ会うわ…せや、本題。買い物にいくなら俺もついていくで？」
「いいの？」
「ええよ、俺もすこしほしいものあるしな…最近、やることもなくて前線部隊は暇やねん。まぁ戦争がないことはええこと…なんやろけどな」
「そうだね…」
「A、飲み物くれるか？あと、シャワー借りたい。俺の部屋、今暇をもて余した犬二人が寝ててな。音で起こしたら面倒やし」
「わかった。」
数日に何回かある光景
最初はビックリしたけど特に気にしてない
ゾムさんも凄くいい人だしなにより優しい
「ありがとな！」
そういってシャワールームに消えるゾムさん
私は出掛ける準備と共に紅茶も入れ始める
すると、シャワールームからゾムさんが話しかけてきた
『なぁA。お前、もう少し警戒したほうがええぞ？』
「ゾムは下心で私の所にきてる？」
『下心あるならとっくに奪われとるよお前。そういう切り返しはエエぞ。相手の欲望削ぐから』
「あまり誉められたくないねそれ」
『せやな』
ククッとおさえ気味のゾムの笑い声
優しいお兄ちゃんができたみたいで嬉しかった
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花風雪(プロフ) - るーかさん» はい！はいはい！ (2019年11月24日 14時) (
レス) id: e781858e49 (このIDを非表示/違反報告)
るーか(プロフ) - 5-4のひとらんとの会話が好きな奴はいるか？ (2019年3月30日 21時) (レス) id: 16b4bf2d84 (このIDを非表示/違反報告)
夜空音 - ひすいさん» 指摘、ありがとうございます。なるべく日本語を大切にして文章組んでいるのにまさかのミスでした(;´д｀) (2017年1月25日 23時) (レス) id: 8a7ed7cf46 (このIDを非表示/違反報告)
ひすい(プロフ) - 初めまして 初めてコメントをするのに内容があれなのですが4‐4の大統領の字が間違っているところがありましたのでご報告させていただきます (2017年1月25日 22時) (レス) id: 72a35cd0c8 (このIDを非表示/違反報告)
夜空音 - メルカさん» コメントありがとうございます！過去編長くなりそうです…(;´д｀)読みやすさ重視できててよかったです！ (2017年1月23日 13時) (レス) id: 8a7ed7cf46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜空音 | 作成日時：2017年1月15日 2時
