ep18 ページ18
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「え？」
休憩の際、唐突に道枝は信じられないことを口にした。
道枝「え、っと、」
「待って今なんて…」
道枝「今度、ツアーあるから！見に来てくれへん？」
つい口があんぐりしたままぼう然とした
まさか、こんなに距離が縮まるなんて、、仲良いと思ってくれるのは有難いが、立場が困る。
道枝「や、もちろんほら、あいつらとか誘ってもええし、！」
ほかの撮影メンバーを指さしたかと思うと、「やっぱり…」なんて呟く。
「な、に」
道枝「女友達と来て欲しいとは思う」
…はぃ？
心臓の鼓動は加速していき、息が漏れてしまいそうだ。
なんでそんな顔をするんだろう、
「何その顔、」
道枝「え！変な顔しとった？！」
「してた」
わさわさと頭を掻き回す道枝に愛おしさが増す。
こんなにも道枝のこと昔から好きだったかな、
多分再会してから、拍車かかっちゃってる。これ。
難しい選択に、眉間に皺が寄る。
日にちは空いてそうだった。
ちょうど1週間の休みだし、宮城まで旅行がてら行くのも悪くない。
道枝「無理せんで。でも、バレないようそこら辺は配慮してもらうけど…」
「…行くよ、」
道枝「ほんまに！？」
まじか嬉しい、と口元を隠しながらウキウキする道枝を眺める。
いいのだろうか、こんなことをして、
バレないようにとかそういうのもうどうでもいい。
とにかくこれ以上好きになりたくない、そんな気持ちが湧き上がりはじめているのは、
もう取り返しがつかないほど、彼のこと好きなんじゃないかな、、
なんて思ったりして、それでも撮影頑張れるわと笑顔を向ける道枝に、頬が緩んだ。
「うん、頑張ろうね！」
好きとかじゃない、
大好きかも。
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リム子(プロフ) - nanisho48さん» 全力嬉しいです、、！！😭ありがとうございます🥹💖 (12月4日 1時) (
レス) @page15 id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
nanisho48(プロフ) - 今一番好きな小説です！大吾くんが出てきて更に面白くなる予感(*^^*)更新楽しみにしてます！ (11月23日 21時) (レス) @page14 id: b11abf2238 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リム子 | 作成日時：2023年10月20日 9時
