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西畑「あ」
チワワのような容姿で、柔らかく、可愛く微笑みながら小走りしてくる西畑大吾。
大急ぎでメンバーの背中に隠れると、メンバーの肩を優しく退かしてAちゃん！と呼ぶ。
「そんな大きな声出さないでください！！」
西畑「先輩に向かって〜」
「私たちの方がデビュー先ですもん！」
すかさず失礼だとメンバーに叩かれ、小さく謝る。
西畑「ほんま生意気なとこもかわええな〜」
「なんですか。嫌味ですか？」
西畑「可愛いって褒め言葉ちゃうの？」
ずるい微笑みに負けて、何となく目を逸らす。
イケメンなのほんとずるい。許してしまう。
西畑がいるということは、道枝がいるのかと辺りを見渡すが、「おらんよ」と一言。
西畑「みっちーはおらんよ。ロケ行ってる。」
「え、あ、別に、へぇ」
西畑「ずっと聞きたかってんけど、み」
あーーー！と西畑の口を塞いで、近くの空いている会議室へ連れ込む。
西畑「わぁほんまにAちゃんたら大胆♡」
「違います！もう！！」
大人しくしてください！と叫ぶと小さく返事をして顔色を伺われる。
伺うくらいなら、怒らせないでよ…
「なんですか聞きたいこと。30分までにお願いしますよ！」
時計の長い針は3を指している。6を指す前に戻りたい。
西畑「みっちーのことどんくらい片想いしてるん？」
「してません。」
西畑「えー？？」
「過去の話はあまりしたくないです。もう進んでるんで。」
西畑「少しでも関わろうとしてるくせに〜」
西畑は顔を近づけてきたので、少し後退する。
なんだ、何がしたいのだこの人は。
西畑「Aちゃんは、今は、好きやないん？」
「はい」
西畑「じゃーー、俺にもチャンスある？」
「え？」
瞬きが増えてしまう。一生懸命西畑の目を見る。
うそつけ、ウソ、うそついてるんだ、！
西畑「明日オフなんやろ？」
「なんで知って、」
西畑「よし、俺とデートしよ」
有無を言わさず、明日の予定はいとも簡単に決まった。
「い、行きませんからね！！！！！」
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リム子(プロフ) - nanisho48さん» 全力嬉しいです、、！！😭ありがとうございます🥹💖 (12月4日 1時) (
レス) @page15 id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
nanisho48(プロフ) - 今一番好きな小説です！大吾くんが出てきて更に面白くなる予感(*^^*)更新楽しみにしてます！ (11月23日 21時) (レス) @page14 id: b11abf2238 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リム子 | 作成日時：2023年10月20日 9時
