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太陽の眩しさに目を覚ます。
リビングで寝てしまったようだが、私の頭の下に引かれていたのは道枝の太ももだった。
起こさぬように起き上がると、ソファーにゆったり座りながらすやすやと眠る駿くんは、少々目が開いている。
それすらも可愛いけど、、
立ち上がって歯を磨きに行き、朝ご飯の準備もして、何から何まで今日はやってみる。
せっかく取ってくれた駿くんの三連休。私にくれた訳だし、いつもやって貰ってる分返したい。
全てを終わらせると、道枝の｢んん、、｣と寝起きの声が。
道枝「Aちゃん、？ええ匂いする…うそ、え？」
「ご飯できたよー！」
道枝「え、なんの風の吹き回し？」
「失礼だな」
おかしな笑い方でこちらに寄ってくる。
すらっとした身長と、ボサボサの髪型、ゴツゴツした背格好は、なんだかオフの道枝駿佑としてはあまりにも色気がありすぎる。
「な、なに」
道枝「好き」
「急に？」
私をぎゅっと後ろから抱きつく姿はまさに大型犬。
可愛くてたまらなくって。
「歯磨かないとチュー出来ないなぁ！」
道枝「んなの気にせんやろ、笑」
顎をクイッと後ろに誘導され、軽くされた口付けに、一瞬で顔が熱くなる。
慣れなんていつまでも来ない。だって私はなにふぁむなのだから。
にしてもこんな男らしい道枝を誰が知ってるだろうか。
絶対、誰にも見せたくない姿で。
道枝「可愛い、照れてんの？」
「はいい？」
とぼけて、作ったご飯を持ち上げて2人でリビングに戻る。
ピッタリとくっつく彼に、かなりの安心感が私を包む。
こんな毎日がこれからも続くなんて、幸せの2文字以外見つからないじゃないか。
道枝の顔をずっと見つめていると、ん？と眉毛をあげる。
可愛い。私が触れるなんて申し訳ないほど美しく可愛く、綺麗。
今でも忘れずに覚えてる。最初の日の暖かな温もり、熱い視線、ミラーボールの光。
「可愛いよ、駿くんは」
急やな、と口元を緩ます。
道枝「Aちゃんは最初から可愛かった。ずっと、可愛くて優しくて、それに、」
「それに？」
道枝「俺の見る世界全部変える魔法使い」
なーにをいってんだと笑うと、真っ直ぐに。真剣に。
道枝「だから、Aちゃんの世界に俺を入れてくれへん？」
差し出された指輪がキラッと輝き、私の指へはめられる。
「とっくにいるよ、」
愛してやまない彼は世界一かわいい。
end.♡
続く (更新停止中)
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リム子(プロフ) - おかゆさん» ありがとうございます💖💖 (11月20日 17時) (
レス) id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
おかゆ(プロフ) - スタンディングオベーションです大優勝 (10月19日 22時) (レス) id: cd616799f2 (このIDを非表示/違反報告)
Ange(プロフ) - 完結おめでとうございます！！！次回作も楽しみにしています！ (10月18日 9時) (レス) @page50 id: b0ff7635b1 (このIDを非表示/違反報告)
リム子(プロフ) - 匿名さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます🥹💖💖 (10月9日 18時) (レス) id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 毎回、いつ更新されるんだろう！と楽しみにしながら読ませてもらっています！これからも応援してます🫶 (10月7日 14時) (レス) id: 42fe11d827 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リム子 | 作成日時：2023年8月9日 21時
