ep42 ページ42
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いつの間にか、涼しくなって、窓を大きく開く。
今日は中秋の名月と呼ばれる日らしい。
夏希は張り切ってお団子を大量に買ってきた。
これどうすんだよと苦笑いした二言めには、「みんな呼んである」と満面の笑み。
…誰を呼んだ！？悶々としている私を置いて1人で楽しそうに準備をする夏希。
おまえ、、！楽しんでいるな！！！私をもてあそんでいるな、、！！！
夏「やだなぁ〜、そんな目で睨まないでよ〜」
「誰を呼んだか答えてよ！」
夏「もてあそんでなんか〜、。いないよ^^」
「こ、心を読むな！！！」
ピンポーんとチャイムが鳴り、夏希のお出迎えによって声が聞こえてくる。
お馴染みの声だ！！やはりなにわ男子だったか！！くそ！！
やっほ〜と入ってきたのは、長尾、藤原、大西。
藤原丈一郎を目の前に私はまた眩しさに目を凝らす。
「な、なぜあなたがまたここに…」
藤原「その反応やめてやww」
積み上げられた団子に3人がワッと駆け寄って夏希と盛り上がっている中、私だけソワソワする。
長尾に、、そばに居ると約束してしまった。
そばに居るって…付き合うってこと、だよね？
彼氏…？あのイケメンが、？
顔をじっと見つめてしまっていた為に、視線に気付き長尾がチラッと私を見る。
長尾「？」
ニコッとされた瞬間、思い切り視線を逸らした。
し、信じられない！付き合うなんて、ねえ！まさかねえ、！
誤魔化しながらキッチンへ行くと、大西が小走りで私に駆け寄る。
大西「謙杜と仲直りできたん？」
コソッと聞かれ、「うん」と答える。
良かった、なんて微笑む大西流星はまさに天使だった。
大西「みっちーと、は？」
「え？」
大西「…ええの？」
そうだ、全部話したこと忘れていた。
「いいも何も、無理って言われたからね、」
大西「それさー、俺の勝手な解釈やけど、謙杜の話を聞いたから、そうした方がいいって思ったんかなって」
「え、駿くんも知ってるの？」
大西「うん、マネにみんなの前で怒られたからね、俺が状況説明したし」
道枝の優しさ 、か、、
いちばん厄介だ。どうしようもできないことは明らかだった。
道枝は誰よりも優しい。優しくてまっすぐだから、
「きっと考えを変える事は無いだろうな、」
大西「頭がかたいねんなぁ…」
長尾「Aちゃん！！！」
満面の笑みで手招きする無邪気な長尾。
傷口からそっと視線を逸らした。
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リム子(プロフ) - おかゆさん» ありがとうございます💖💖 (11月20日 17時) (
レス) id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
おかゆ(プロフ) - スタンディングオベーションです大優勝 (10月19日 22時) (レス) id: cd616799f2 (このIDを非表示/違反報告)
Ange(プロフ) - 完結おめでとうございます！！！次回作も楽しみにしています！ (10月18日 9時) (レス) @page50 id: b0ff7635b1 (このIDを非表示/違反報告)
リム子(プロフ) - 匿名さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます🥹💖💖 (10月9日 18時) (レス) id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 毎回、いつ更新されるんだろう！と楽しみにしながら読ませてもらっています！これからも応援してます🫶 (10月7日 14時) (レス) id: 42fe11d827 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リム子 | 作成日時：2023年8月9日 21時
