ep34 ページ34
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「これね！すっごい可愛いの！毛足がね柔らかくてさ、ここらへんのディティールもこだわってて！！」
長尾「うん、ほんで？笑」
「色はカラシ色って言ったら普通だけど、見てみて、タグには、PM15:00ってなってて、このくらいの時間を意識して色を選んだんだって！」
凄いなぁ、と柔らかく微笑む長尾に、喋りすぎた！と自分の口を隠す。
「ごめん！喋りすぎだね！」
長尾「なんで？楽しいよ？」
「こだわり強いのはお前って感じだよ、、」
長尾「もっと聞きたい」
軽く眉を上げてニコッと笑う。強く胸に矢が打たれたように、可愛さとかっこよさで死にそうになる。
「と、とりあえず着てみてよ」
わさっと羽織って鏡を見ると、メンズノンノの雑誌で見たかのような様になる光景。
これ、無料で見ちゃいけないですよね？お金払わないとですよね、！？
「有料の感じ出てる…なんでも似合うね…！」
長尾「なんやねんそれ笑」
「ほらほら！やっぱり後ろとか超可愛い！この感じ！」
背中を向けさせて、指を指す。このセーターやっぱり可愛い、！！！
テンションがつい上がってしまう。
長尾「うん、可愛い｣
「だよね！」
勢いよく鏡から視線を移して長尾の顔を見ると、意外と近くにいた顔に少しだけドキッとしてしまう。
長尾「可愛い」
見つめて言うもんだから、私のことを可愛いと言ってるみたいで、ドキドキが止まらなくなる。
戸惑ってしまう、勘違いさせないで欲しい、！
「…セーター、金額は可愛くないの」
長尾「ううん、Aちゃんが可愛い」
「は！？」
長尾「あ、これくださーい！」
大きな声で、店長に向けて着ているセーターを指さす。
店長はイケメン好きなので物凄く笑顔で新しいものを取りに行った。
「い、いいの！？」
長尾「Aちゃんのおすすめやし」
「そうだけど、、」
長尾「明日のYouTubeこれ着よー」
特定されたら繁盛するんちゃう？と小さく謝る長尾に、私は動揺してしまう
なんでここまで、、私たちは別に何も無いのに…
長尾「どしたん、そんな顔して」
「なんで、、？」
長尾「なにがー？」
「なんで、こんなに良くしてくれるの、？みっちーとの関係知ってるのに、普通だったら同じメンバーだし怒ってもいいはずじゃない…？」
私の言葉で急に真剣な表情へと変わる。
長尾「好きやから」
「は」
長尾「それ以外に理由無いねんけど」
そうだ…！！忘れてた！
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リム子(プロフ) - おかゆさん» ありがとうございます💖💖 (11月20日 17時) (
レス) id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
おかゆ(プロフ) - スタンディングオベーションです大優勝 (10月19日 22時) (レス) id: cd616799f2 (このIDを非表示/違反報告)
Ange(プロフ) - 完結おめでとうございます！！！次回作も楽しみにしています！ (10月18日 9時) (レス) @page50 id: b0ff7635b1 (このIDを非表示/違反報告)
リム子(プロフ) - 匿名さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます🥹💖💖 (10月9日 18時) (レス) id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 毎回、いつ更新されるんだろう！と楽しみにしながら読ませてもらっています！これからも応援してます🫶 (10月7日 14時) (レス) id: 42fe11d827 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リム子 | 作成日時：2023年8月9日 21時
