ep4 ページ4
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居るんかぁ、と大きな瞳が潤いを増す。
ため息をついたかと思うと髪をかきあげて、私をしっかり見つめる。
「なんですか」
道枝「最低や、おらん言うてた」
なぬっ。覚えてないって言ってんのに…
昨日を出されては何も言えない。本当に言ったのかさえ怪しい。
「…どうしたら、許してくれますか…」
道枝「…週に一回は絶対ここで会う。」
「えっ。」
道枝「俺が会いたい言うたら来ること」
「んな、無茶な…」
道枝「全部、ばらすことも出来んで？このフォルダの中に色々…」
なんだって！？と私は思わず立ち上がる。
写真まで！！？しかもどんな写真なのか、…この感じは嫌な予感しかしない。
「最低！！」
道枝「どっちが最低か分かってる？」
「しかも年下のくせに！」
道枝「おかしいと思ったけど、やっぱバレてる？なにわ男子ってこと」
ぎくっ、なんて私の効果音がなる。
大正解だ…しかもファンだなんて、
「んー？まあ、人気だし見たことはそりゃあるよ」
道枝「まさか、なにふぁむとかでは」
「ははは！笑わせないで、私がなにふぁむなわけ！」
携帯のアラームがなる。
『チンジャオロース一丁ｰｰｰ!』
道枝「……」
「……」
なんでやねんんんん！！！！！！
こんなとこで鳴る！？え普通鳴る！？
確かに朝、７時になる設定だけどもさ！！普通さこういう展開は充電切れてね！？
道枝「丈くんが好きなんや」
「…う、ん？なんのこと」
道枝「これは無理やって笑」
ははは、なんて、引き攣った顔で呆れ笑いをした。
道枝「繋がりたい？紹介したろか？」
「要らない！！！！ただ忘れて！今日のこと！」
もうあなたには会わないので！なんて叫んでも、私の腕をまた掴み引き寄せられ、またもやベッドに膝が乗る。
丈くんとの出会いより、今この状況がまずいことは一目瞭然だと言うのに、！
道枝「浮気が怖いん？」
「な、に！？」
道枝「絶対、無かったことになんかせーへんから。」
約束。と私のスマホを取り、顔に当てロックを外してからあれよあれよと自分のスマホとQRコードを読み取る。
道枝「呼んだら絶対来て」
「…嫌い」
道枝「別に…好かれようなんて思ってない」
道枝からそんな一言が出るなんて、信じられなかった。
絶対に道枝は誠実で人を傷つけない柔らかい性格だと。
「…服着たい」
道枝「ごめん、！寒かったやろ？」
心配そうに落ちていたシャツを肩に掛けた。
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リム子(プロフ) - おかゆさん» ありがとうございます💖💖 (11月20日 17時) (
レス) id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
おかゆ(プロフ) - スタンディングオベーションです大優勝 (10月19日 22時) (レス) id: cd616799f2 (このIDを非表示/違反報告)
Ange(プロフ) - 完結おめでとうございます！！！次回作も楽しみにしています！ (10月18日 9時) (レス) @page50 id: b0ff7635b1 (このIDを非表示/違反報告)
リム子(プロフ) - 匿名さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます🥹💖💖 (10月9日 18時) (レス) id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 毎回、いつ更新されるんだろう！と楽しみにしながら読ませてもらっています！これからも応援してます🫶 (10月7日 14時) (レス) id: 42fe11d827 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リム子 | 作成日時：2023年8月9日 21時
