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日がカーテンから差し込み、私を照らした。
薄らとまぶたを開けると、ズキンと激しく痛む頭。
昨日のことをあまり覚えていない。
というか、ここはどこだろう。辺りを見渡すと、横に誰かがいることに気づく。
人形のような長いまつ毛。つるっとした肌、端正な鼻筋。
…知っている顔…私の心臓は激しく音を立てて、先程と打って変わって目が覚める。てか頭が冴え渡る。
なんで、？え、なんで？ここどこ？
私はなんで、推しのグループメンバーと、寝てるの、？
なんで、横に道枝駿佑がいるの、！？
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キラキラと光るミラーボールは、目が眩むほど異色を解き放っている。
爆音のミュージックに乗せて、多くの人が体を揺らす。
ついていけない。
終電を逃したあと、友達に連れられて来てしまったこのクラブは、都内でも有名な出会いスポット。
私が来るには、あまりにもキラキラしていて、
肩を縮めて友達の横にそっと息を潜めながらお酒を飲んでいた。
そんな私がなぜここにいるかというと？
1週間前に4年付き合った彼氏に浮気された挙句、同棲してきた家で鉢合わせるという修羅場を経験した。
最終的に、別れて欲しいと彼女に説得され、何故かあの家から私が追い出された。
住む場所を追われた私は、部屋を見つけるまで友達の部屋に転がり込む。
↓
出会いが欲しい友達に連れ出され、休みの度に駆り出される。
↓
本日終電を逃し、友達いきつけのクラブへ。
あぁ、何故断らなかったんだ…！
お酒は必要以上に強く感じるし、取り繕って、「カシオレで」なんて言ったが、不味すぎて飲めやしない。
私は、ビールが好き…
カシオレの入ったグラスを、置いて、自らお酒を買いに行こうとした。
夏「ちょ、どこ行くの？」
夏希は私の大学時代からの友人で、部屋に転がり込んでいる張本人だ。
モデルをちょこちょこしながらエステサロンで働いている。
「飲み物買ってくる」
彼女は私の腕を掴みはあ？と顔をしかめる。
考えはきっとこうだ、『なんで自分で買うのよ？』でしょう。
「戻ってくるからさ！」
夏希の制止を振り切って私は近くのバーカウンターへ。
ハイネケンを頼み、瓶を貰う。
私はカシオレよりビールだから、浮気されたのかも
なんて思うと胸の奥がズキズキ傷んでくる。
んなわけない。きっと理由があったはずで、それに気づけなかった。
「もう一杯下さい！！！」
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リム子(プロフ) - おかゆさん» ありがとうございます💖💖 (11月20日 17時) (
レス) id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
おかゆ(プロフ) - スタンディングオベーションです大優勝 (10月19日 22時) (レス) id: cd616799f2 (このIDを非表示/違反報告)
Ange(プロフ) - 完結おめでとうございます！！！次回作も楽しみにしています！ (10月18日 9時) (レス) @page50 id: b0ff7635b1 (このIDを非表示/違反報告)
リム子(プロフ) - 匿名さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます🥹💖💖 (10月9日 18時) (レス) id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 毎回、いつ更新されるんだろう！と楽しみにしながら読ませてもらっています！これからも応援してます🫶 (10月7日 14時) (レス) id: 42fe11d827 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リム子 | 作成日時：2023年8月9日 21時
